口の悪さは加速する�� ページ18
Aside
ちょっと！まじで聞いてないわよ！？
A「なんでよりにもよって私が下山し始めてから雨が降るわけ！？これだから田舎は嫌いなのよ！！」
よし。ずぶ濡れは嫌よ。
だからこれはアノ小屋に戻るしか無いわね。
嫌だけど。めちゃくちゃ格好いい事言い残して降り始めてから、まだ10分もたってないけど...
私の体調に変えられるものはないわ←
◆
◆
◆
NOside
有一郎「で？あんな捨て台詞はいてノコノコと帰ってきたと？」
A「あら、聞いてたのね。盗み聞きなんて阿呆なことしてないで薪を割りなさい。それか魚か山菜を取ってきなさいよ」
有一郎「阿呆はお前だ！！あんだけでかい声で話してりゃ麓にまで聞こえててもおかしくねぇよ！！」
あれからAがずぶ濡れで帰ると無一郎が拭くものを持って大慌て。
少しすれば有一郎も帰ってきて今にいたる。
A「失礼ね！！馬鹿でかい声よ！声の大きさには自信があるの。これでも藤襲山の最終選別はこの馬鹿でかい声で鬼を集めて回って切ってたんだから！」
有一郎「はぁ！？お前！喋るのやめろ！鬼がよってくる！！」
A「安心しなさいよ！私は強くてかっこいいのよ！！鬼くらいまとめて肉団子よ！」
有一郎「言ってる意味わかんねぇし！！というか、刀も引きずって歩いてるやつが強い訳ないだろ！？」
ギャーギャー、ワーワーと騒いでいる兄とAの姿を見て、無一郎はホッとした。
最初はどうなるかと思ったが、いつの間にか仲良くなっている二人の姿を嬉しそうに見た。
鬼「ぐへへへ！！呼ばれたようだから俺様が来てやったぜ！！！」
無一郎「お、鬼！？」
だが、そんな事をしているうちに家の扉を蹴り破って突入してきたのは、鬼だった。
だが...
A「うるさいわね！！これでも私、最終選別の時に五十体くらい鬼を倒したのよ！？だからこうして柱になれたのよ！？」
有一郎「ただの入隊試験の弱い鬼を五十体なんて高が知れてる！逆に恥ずかしくないのかそんなの自慢して！」
A「うるさいわね！！じゃーあんたも倒してみなさいよ！ほら！貸してあげるわよこの刀！」
まるで鬼の存在に気づいていないのか、二人はぷち喧嘩が勃発していた。
鬼「まずは、一番弱そうなお前からだ！」
そして二人がもたもたしているうちに...
無一郎「っ！！」
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とわ(プロフ) - すごく面白いです！質問ですが執事さんっていくつぐらいですか？ (2019年9月13日 8時) (
レス) id: a4e9e4fefa (このIDを非表示/違反報告)
安倍川餅 Gurmi(プロフ) - 村田さんの溢れ出す常識人ママン感...あ、好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年9月11日 23時) (レス) id: e64fb17954 (このIDを非表示/違反報告)
二次元は癒し(プロフ) - こんなに面白い作品久しぶりに読みましたw更新頑張って下さい。応援してます！ (2019年9月11日 20時) (レス) id: 39bcbfc432 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！ (2019年9月1日 8時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
りな - 最高!!この作品めちゃくちゃ良かったです!!面白かったです!!更新楽しみにしてます！応援します!! (2019年8月27日 5時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2019年8月25日 20時
