なんだかチート ページ14
NOside
A「なんだ。つまらないわ。もう少し骨のある鬼はいないのかしら。こんなにあっさりと倒れられては十二鬼月がかかってきたって倒せる気がしてきたわ...」
Aが倒した鬼の数。計六十体前後...
ーーー
錆兎「流石に...疲れたな。っ!義勇!大丈夫かお前!?」
義勇「大丈夫...」
錆兎は十二体、義勇は八体...
ーーー
執事「いけませんよ。貴方が探しているのはこの厄除の狐のお面をつけた子達でしょうけど...。あまりおいたが過ぎるとうっかり貴方を殺してしまう。できるだけ人の生死が関わる場面以外、ノータッチでいきたいので。分かってくれますよね?」
そしてわんこの倒した鬼の数は四十前後。
この次の年に真菰が、そしてその二年くらい後に主人公である炭治郎が戦うであろう鬼を少しいたぶるのに時間を使い過ぎたせいでAほどは狩れなかったのだ。
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NOside
前代未聞。まさにその言葉が似合う今回の最終選別...。
始まって半日もしないうちに参加者全員が生き残り、異形を除く全ての鬼が四名によって倒されたのだ。
この後、義勇、錆兎は普通に隊士として認められ隊服を貰い、玉鋼を選んだ。
そして、Aとわんこだがこの二人も認められはしたのだが、何故か組織、鬼殺隊の長の所へと通された。
お館様「よく来たね。まずは最終選別お疲れ様」
そう言われれば、出てきた長の雰囲気にAも噛み付くことはできなかった。
お館様「単刀直入に言うと、元水柱の鱗滝左近次殿から手紙が届いたんだ。君たちは柱に匹敵する強さか、それ以上のものを持ち合わせているとね。そこで、今回の最終選別には柱を総動員して鬼をかき集めさせたんだが。まさか半日程度で倒しきってしまうとは思わなかったよ」
A「そういえばウヨウヨと雑魚ばかりいたわね...」
執事「お嬢様...。組織の長の前で発言は気をつけてください...」
Aがそういえば「頼もしい限りだ」とお館様が笑ってみせた。
お館様「そこでなんだが、流石に隊士になって一日目に柱になるというのは周りが良しとしないだろう。だから、二人には柱"候補"としてこれから経験を積んでほしい。本当は継子になってほしいんだけど、性に合わないと言いそうだからね...」
A「よくおわかりで...」
執事「お嬢様...」
すると少し雰囲気が、空気が変わった気がして二人は姿勢を正した。
お嬢様「二人を、双炎柱と雨柱候補として任命するよ。よろしくね」
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とわ(プロフ) - すごく面白いです!質問ですが執事さんっていくつぐらいですか? (2019年9月13日 8時) (レス) id: a4e9e4fefa (このIDを非表示/違反報告)
安倍川餅 Gurmi(プロフ) - 村田さんの溢れ出す常識人ママン感...あ、好きです!これからも頑張って下さい! (2019年9月11日 23時) (レス) id: e64fb17954 (このIDを非表示/違反報告)
二次元は癒し(プロフ) - こんなに面白い作品久しぶりに読みましたw更新頑張って下さい。応援してます! (2019年9月11日 20時) (レス) id: 39bcbfc432 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - めっちゃ面白いです!!更新頑張ってください! (2019年9月1日 8時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
りな - 最高!!この作品めちゃくちゃ良かったです!!面白かったです!!更新楽しみにしてます!応援します!! (2019年8月27日 5時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2019年8月25日 20時