村田の苦労 ページ33
NOside
村田「A。飯の準備ができないだろ?錆兎にくっついとけ」
錆兎「いや、こっちはやめてくれ。そろそろしのぶが帰ってくるだろ。しのぶが帰ってくるまでの間だけアレ我慢してろ」
A「いやっ!!絶対いやっ!」
無一郎「ただいま」
有一郎「何やってんだその阿呆」
煉獄が寂しがりやなAの世話をしてくれていた事を知り、お礼に今日は夕飯を食べていってくれと勧めた錆兎のせいもあり色々あった煉獄と顔を合わせたくないAはごねていた。
すると、有一郎と無一郎も帰宅し、残りはしのぶ、義勇、わんことなったが、この三人は今日中に帰ってくるかも謎なのでカウントはしない。
村田「あれ。二号はどうしたんだ?」
有一郎「二号は疲れて寝ちゃったよ。起きたら風呂入れて飯食べさせるから俺は風呂最後でいい」
すっかり家族の会話だがAは無視されているようで村田ママンの膝に抱きついた。
A「やだって!いやぁぁっ!まだ男爵(と、言うなのゴキ)のほうがましよ!」
錆兎「じゃぁ山の中駆け回って
A「それもいやぁぁっ!いじめないでよ!嫌だって本気で言ってるのになんで無視するのよ!」
Aがガチ泣きし始めたのでいよいよ全員が「あっ、少し遊び過ぎたな」と反省の色を見せた。
そんなとき...
煉獄「ん?何なら泣き声が聞こえたから来てみればA。どうかしたのか?」
風呂から出た煉獄が台所にきた。
村田「湯加減どうだった?熱くはなかったか?」
錆兎(おい!!完全に泊めてやる気満々じゃねぇか!!Aギャン泣きしてんのにそれ以上いじめてやるな村田!!)
煉獄「あぁ!とてもいいお湯だった!ありがとう!」
実は村田はこの時凄く家事にやりがいを感じていた。
風呂洗ってお湯ためれば...
村田「今日も誰もつからなかった...」
飯を作れば...
村田「誰も食器は運ばないし、感想も言わない...」
洗濯をして干せば...
A「シワがついてるじゃない!」
村田「それは悪うございましたね。二度と洗わねぇぞゴラァ」
そして稽古をつけてもらえば...
A「そこ甘いわよ!!ほらそこも!そこって言ってるでしょ!!」←教えるの下手
錆兎「男なら立ち上がれ!刀を持って休む暇なく打ち込め!」←真剣で稽古をつける鬼畜
義勇「今日の夕飯鮭大根...」←もはやそれしか言わない奴
128人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とわ(プロフ) - すごく面白いです!質問ですが執事さんっていくつぐらいですか? (2019年9月13日 8時) (レス) id: a4e9e4fefa (このIDを非表示/違反報告)
安倍川餅 Gurmi(プロフ) - 村田さんの溢れ出す常識人ママン感...あ、好きです!これからも頑張って下さい! (2019年9月11日 23時) (レス) id: e64fb17954 (このIDを非表示/違反報告)
二次元は癒し(プロフ) - こんなに面白い作品久しぶりに読みましたw更新頑張って下さい。応援してます! (2019年9月11日 20時) (レス) id: 39bcbfc432 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - めっちゃ面白いです!!更新頑張ってください! (2019年9月1日 8時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
りな - 最高!!この作品めちゃくちゃ良かったです!!面白かったです!!更新楽しみにしてます!応援します!! (2019年8月27日 5時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伊織 凛 | 作成日時:2019年8月25日 20時