【ブラコン】宝物はそこにある (ページ6)

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～第六衝突～ページ6

Aから預かった参考書参考書を手にし俺と梓はサンライズ･レジデンスに戻った。

リビングに行くとそこにはダラダラとテレビを見ながらお菓子を食べている馬鹿侑介の姿があった。

椿｢おい、ゆーすけ！なーにダラダラしてんだよ！｣

侑介｢わっ！つば兄。驚かせるなよな！京兄かと思ったぜ…。｣

椿｢驚かせるなよな･･･じゃねーよ！お前今年受験生だろー？勉強しなくていいのかよ。｣

侑介｢べっ･･･別に！まだ試験まで日にちはあるしだから大丈夫だ！｣

動揺してるのがバレバレ

そこでAから預かった参考書を侑介に渡した。

侑介｢何だよ･･･つば兄。その参考書。｣

侑介はわかりやすいくら嫌そうな顔をしていた。

椿｢優しい優しいAからのプレゼント★よかったな、侑介。｣

侑介｢はぁ？！何でA姉がこんなものを俺に？｣

予想通りの反応だ。

椿｢Aが侑介に合格して欲しいからって買ってきてくれてたんだよ。このままじゃ合格出来なさそうって心配して。感謝しろよ？｣

侑介｢A姉が？俺の事心配して？｣

(Aの名前が出るとすぐに食いつくよな)

椿｢そっ★だからダラダラしてないでちゃんと勉強しろよな。｣

しばらく沈黙が続いたがやがて侑介は参考書を受け取り自分の部屋に戻って行った。

椿｢単純だな～侑介は(笑)｣

俺は侑介が食べていたお菓子の残りをもらい観たいテレビを付けた。