〜第五衝突〜 ページ5
今回のドラマは主人公がAで相手が風斗らしい。
撮影が始まってから30分後−
監督「カット！これで今日の撮影は終わりだよ。お疲れ様、2人とも。」
A･風斗「ありがとうございました！」
今日の撮影はどうやら終わったらしい。
監督さんに挨拶をした後Aはこっちに向かってきた。
A「どうだった？私の演技。」
梓「凄く上手だったよ。」
椿「そーそー！すんげぇ上手かった！」
A「ありがとう。」
椿「風斗もな。」
風斗「当然だよ。アンタ達とは出来が違うんだから。」
せっかく褒めてやったのに可愛くない奴
A「今から2人はどうするの？」
梓「今日は仕事はお休みだから家に帰ろうかなって思ってて。」
梓がそう言うとしばらくAは考え込んでいた。
A「それだったらこれを侑介に渡してもらえるかな？」
そう言って渡したのは参考書だった。
椿「何で参考書？」
A「いや、今年侑介受験生でしょ？合格して欲しいから良さそうな参考書を選んで買ったの。私が教えるのもいいんだけど空いてる時間が少なすぎるから…。」
Aはほんと優しーよなぁ
梓「それなら風斗にも渡さなくていいの？」
風斗は来年受験だけど
A「その必要はないかな。風斗はなんだかんだ言ってちゃんと勉強してるし、分からない所はたまに教えたりしてるから。」
確かに風斗は意外と頭がいいし、ちゃんと勉強もしてるから京兄も安心してる。
A「とにかくその参考書を渡してちゃんと勉強するように伝えておいてもらえると助かります。私と風斗は今から別の仕事があるから、これで。」
そう言ってAと風斗は次の仕事に向かって行った。
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作者名：めろ | 作成日時：2015年8月2日 12時
