【ブラコン】宝物はそこにある (ページ2)

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～第二衝突～ページ2

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椿｢あーもう!邪魔すんなよな。せっかくの癒しタイムだったのに!｣

風斗｢アンタらが楓姉さんの邪魔をしてるから悪いんだよ!大体今日、楓姉さん10時からドラマの撮影が入ってるんだよ!｣

相変わらず風斗は楓に対してと俺達に対しての時と全然性格が違う。

風斗が2歳の頃から楓は風斗の面倒を見てきてて、風斗にアイドルという仕事を教えたのもあるいみ楓だ。

だから風斗にとって楓は育ての親のようなもの。

一方、俺らに対しては態度や言葉は悪いんだよな。

梓｢そうだったんだ。10時ってことはあと30分だよ。起こさないと。｣

梓が楓の傍に立って言った。

梓｢楓、起きないと仕事に間に合わなくなるよ？｣

楓｢うーん…あともう少し…。｣

このまま寝かせてあげたいけど、楓の言うあともう少しは長くなる。

椿｢楓、起きないと…お仕置きするよ？｣

声のトーンを少し低くして楓の耳元で言った。

楓｢うわぁ!びっくりした…。椿お兄ちゃん、耳元で言わないでよ。｣

椿｢だってー、楓そうでもしないと起きないだろ？｣

楓｢起きれるよ!私、子供じゃないもん!もう22歳だもの。｣

どう見ても見た目は22歳に見えないとその場にいた俺達は思った。

風斗｢そんなことより!楓姉さん、早くしないと仕事に間に合わなくなるよ!｣

楓｢あっ、そうだった!急いで準備しないと…。｣

バタバタと準備している楓をからかってやろうとしたらあっさり梓に読まれて止められた。

その間に支度を済ませた楓は風斗と一緒に仕事に行った。