今日:6 hit、昨日:15 hit、合計:73,700 hit
小｜中｜大
・ ページ22
攘夷戦争の中沢山の天人に囲まれ膝をついた二人の侍がいた
桂「……これまでか 敵の手にかかるより最後は武士らしく 潔く腹を切ろう」
銀「バカ言ってんじゃねーよ立て
美しく最後飾り付ける暇があるな最後まで美しく生きようじゃねーか」
その男銀色の髪に血を浴び戦場を駆る姿はまさしく夜叉
銀「あそこ見ろ獅子舞だ 相変わらず舞ってるのか暴れてるのかわかんねぇ」
桂「たしかに…これ以上Aに後れをとるわけにはいかんな」
銀「行くぜヅラ」
桂「ヅラじゃない桂だ」
言葉を発さず淡々と相手の首を落とす獅子の面をつけた侍
どんなに首が太くともどんなに強い鎧をつけようとも必ず首を落とす
『(…頭と胴体を切り離し確実な死を…)』
獅子の面に会うと頭を喰われ生きて帰ってはこれないといわれている
その事から戦場の獅子舞と呼ばれるようになった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りゅう | 作成日時：2020年1月6日 1時
