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※泥酔拉致事件のその後 ページ25

この話は綺麗な太宰さんorギャグセン高いAちゃんはいません。
あの泥酔拉致事件のあとのお話…(参考:本編)
Aさんが探偵社に入社するかしないかぐらいの時期です

※この時Aさんは非常に荒れており太宰さんも今よりぐっと黒いです

心してお読みください。

.................................

激しい頭痛で目を覚ました。
見覚えのない天井、どこか家屋の1室らしいそこは閑散としており特徴という特徴は見当たらなかった。

強いていうならレトロというか。そんなことはどうでもいい。足音が聞こえ自然と狸寝入りを決め込む

スっと襖が開き足音が近くまで来て止まった

太宰「おはよう、もうお昼だけど…粥を作ってもらったよ?食べられそうかい?」

と頭の上で見知った声がし、少し布団から顔を出す

太宰「あ、起きてたの。具合どう?」


A「頭がいてぇ…」

太宰「そりゃあれだけ強い酒を飲めばね」

A「…ここどこだ?」

太宰「落ち着いて聞いてほしい。…あ、まずはご飯が先か」

と器を持ちフーフーと冷まし始める太宰
そしてあーん、と口遊ながら俺の口元まで持ってくる

A「…うまい」

太宰「うふふ、良かった。全部食べてね?」

よく分からんが完食した。
食べ終わりやっと一息着いたAに太宰が唐突に語り出す

太宰「でだ、君の質問に答えるとしよう」

太宰「ここは私が同志とともに立ち上げたある組織だ、そしてここは仮のアジトの1室」

A「は?お前何言って…」

太宰「君には悪いのだけど、今君は今マフィアの裏切り者だ、私同様ね」

A「なんの意図があってそんなこと…」

太宰「理由は簡単だ、君が優秀だから引き抜いた。ただそれだけ」

A「はぁ!?ただそれだけで今まで俺が築き上げてきたもん全部ぶっ壊したのか!?」

太宰「そうだよ」

A「巫山戯んのも大概に…」

太宰「話が見えてこないのは当然だと思うのだけど、今日から君はここの社員だ。そして君は私の部下。いいね?」

A「やだって言ったら?」

太宰「力づくでいうことを聞かせる迄だよ」

A「出来んのかよ、無効化だけで何ができ…」

おかしい、急に意識が…

太宰「ありがとう、完食してくれたお陰で予想より早く効いたよ」

さっきの粥か、毒なんか盛りやがって、覚えてろ


"人でなし"

それがこいつの第一印象
まぁそれは今も変わらないが

2→←2 後半中也のボヤき



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玲生奈 - ありがとうございます!えとタメ語で大丈夫です!あとなんて呼んだらいいですか? (2017年11月17日 17時) (レス) id: d58775a0af (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ダチるの大歓迎です!!沢山絡んで下さいな(´ω` ) (2017年11月17日 7時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)
玲生奈 - ごめんなさい!私そういうのやっていなくて…ありがとうございます。よかったらお友達になりませんか? (2017年11月16日 23時) (レス) id: d58775a0af (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 玲生奈さん» あら、ボードいけなかった笑、暇なときこちらに書き込んで下さいな、気軽にどうぞー (2017年11月16日 22時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 玲生奈さん» コメントありがとうございます!では後ほどボードにお邪魔させていただきますね(´>ω∂`) (2017年11月16日 22時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年10月8日 0時

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