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ダダダダダダッ

バタン!!

A「太宰!てめぇ!!」

ドアを開けると同時に飛び込んできた光景。
理解するのに数十秒かかってやっと見てはいけないものだと思いドアを閉めた


しばらくすると先程、太宰の膝の上にいた女がまわりの目を気にしながら教室を出ていった


それを見計らいドアを開けようとするとそれは叶わず先に太宰の方があけ

ぶつかりそうなくらい近くにあった俺の体を引き寄せ、部屋に入れる


太宰「で?なんの用かな?」

A「それより、さっき何してた」

太宰「情報収集だよ、君は?どうしてここに?」


A「あぁ、お前、これ!!」

とウィッグの髪の毛をかきあげ赤く色がついたキスマークをみせる


太宰「あぁ、おもったより綺麗に残ってるね」


A「呑気に言ってる場合か、谷崎の妹にもその友達にも見られたぞ、どうしてくれる」

太宰「今日はいつにもまして不機嫌だね、キスマーク如きでゴタゴタ言うなんて」


A「それは…こんな目立つところにお前が付けるから」


太宰「そうじゃなくて。」

と太宰の声がやたら近くで聞こえいつの間にか壁ドン状態になっていたことに気づく


A「な、に…」

太宰「…妬いた?さっきの」


A「はぁ!?や、妬くわけねぇだろ」


太宰「顔赤い」

A「そ、それはお前が破廉恥なことしてたからだ、公衆の面前でやることかよ」


太宰「破廉恥なんて難しい言葉知ってるんだね、しようか?私と破廉恥なこと」


A「ばかか!」

太宰「妬くくらいなら君も付けてみる?自分のって証」


A「は、?」
拍子抜けした声がでる

太宰「ほら」

とワイシャツのボタンを外し襟を緩め屈んでくれる太宰

そっとAの口元に自分の首筋を近づける

A「ほんとにやるのか…?」

太宰「はやく、誰か来るかもしれないよ」

というとAはぎゅっと目をつぶり控えめに太宰の首筋にキスを落とす


A「あれ、つかねぇ…」

太宰「そんなんじゃつかないよ、強く吸うの。こういうふうに」


と太宰が自分の首筋に顔を埋めようとしたため引き剥がす

A「できるから!黙ってされてろ」

がぶっ

太宰「ったぁ!だいぶ痛いのだけど…」

A「ざまぁみろ、これでお前は俺のもんだ」
と誇らしげに言い放った。

自分のいった事に気付き部屋を飛び出す三秒前。

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玲生奈 - ありがとうございます!えとタメ語で大丈夫です!あとなんて呼んだらいいですか? (2017年11月17日 17時) (レス) id: d58775a0af (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ダチるの大歓迎です!!沢山絡んで下さいな(´ω` ) (2017年11月17日 7時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)
玲生奈 - ごめんなさい!私そういうのやっていなくて…ありがとうございます。よかったらお友達になりませんか? (2017年11月16日 23時) (レス) id: d58775a0af (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 玲生奈さん» あら、ボードいけなかった笑、暇なときこちらに書き込んで下さいな、気軽にどうぞー (2017年11月16日 22時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 玲生奈さん» コメントありがとうございます!では後ほどボードにお邪魔させていただきますね(´>ω∂`) (2017年11月16日 22時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年10月8日 0時

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