六話 ページ7
話を聞き終えた彼は信じられないとでも言うように、目を見開いていた。
まぁ、信じ難いのは私も一緒なんですけどね……。
あれ、ってことは………。
バッと手首を見ると青白い光が椿さんと私を繋いでいた。
『あ……これもしかして、』
椿「仮、契約………。」
仮契約……って、確か完全に契約する前の段階……って感じのやつでしたよね？
これが繋がった状態で彼が人間の姿の時に血を飲ませると、契約が完了するんですよね？
ちゃんと読んだことないから分かりませんが、凛香ちゃんが依然そう言っていたような気がします。
『これで24時間………その間は一定距離離れられないんですよね……？』
椿「そうだよ……。」
『……あの、大変言い難いことがあるんですが……。』
椿「？なに？」
『明日、学校なんですけど………。』
ピシリと、その場の空気が凍ったような感じが…………。いやまぁ、椿さんは固まってますけどね……。
椿「……休んで。」
『いや、テストなんで……成績に関わるというか……。』
椿「……これだから人間は面倒くさいんだよね。」
ぶつぶつと壊れたようにつぶやく椿さん。
それを少し離れたところから見ている。
過ぎてしまったことは仕方ありません。
たった一日だけ。一日我慢すれば椿さんは解放されるのだから。
・・・頑張ろう・・・。
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榎瑠亜(プロフ) - オワタさん» そうなんですか……ありがとうございます！ (2017年6月22日 7時) (
レス) id: d9a59e3b2e (このIDを非表示/違反報告)
オワタ - あ、いや題名だけだったら違反報告とかされないんで大丈夫だと思います。 (2017年6月22日 0時) (レス) id: 8f905062d1 (このIDを非表示/違反報告)
榎瑠亜(プロフ) - オワタさん» うえ………まじですか？パクリではないんですが、変えた方がいいですかね？ (2017年6月13日 7時) (レス) id: d9a59e3b2e (このIDを非表示/違反報告)
オワタ - 前に似たような題名を見たような? (2017年6月13日 0時) (レス) id: 8f905062d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榎瑠亜 | 作成日時：2017年3月30日 17時
