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熱中症(兄ちゃん) ページ9
……
…………いつもの様に殺せんせーを殺す訓練をしていた時。
A｢……っ｣(((ドサッ
前原｢A！？｣
Aが倒れた。熱中症らしい。
前原｢…俺が保健室まで運ぶ。｣
ヒョイっと抱える。女子は軽いな本当に。
A｢…ま、前原くん…ごめんね……っ｣
前原｢気にすんなよ。｣
ガラガラ……
保健室のベッドに横にする。
前原｢お前…ちゃんと水分取ってたのか？｣
Aの水筒を手に取ると明らかに飲んで無い、重い。
A｢へへ……｣
前原｢目そらすなよ。｣
A｢ギクっ｣
前原｢ギクっじゃねーの｣(((ぺち
A｢ごめんごめん……ちゃんと取らなきゃだね…、皆に迷惑かけちゃう。｣
前原｢迷惑ではねぇけど、心配になるだろ？ちゃんと皆で暗殺するんだぞ。｣
A｢そーだね…！｣
前原｢おうよ！俺らは授業あるから…帰りに迎えに来るから、大人しく休んでろよ？｣
A｢…ありがとう…///｣
前原｢おうよ！｣
A(お兄ちゃん……みたい//)
……放課後
前原｢調子どーだ？｣
A｢もう元気！前原くんのおかげ！｣
前原｢それは良かった(((へへ｣
A｢前原くんは優しいね…！｣
前原｢女子は大切に！だからな！｣
A｢前原くんみたいなお兄ちゃん欲しい……(((ボソッ｣
前原｢Aが妹だったら俺もうちゃんねーたらせねえじゃん。｣
A｢…はひ？｣
前原｢俺がずっと側に居ないと危なっかしいし心配って事。｣
＿＿＿＿ずっと側に＿＿＿＿
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作者名：由良鸚哥 | 作成日時：2016年4月4日 20時
