お医者さんのお姉ちゃん！Part2 (ページ13)

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隠し事？2 ページ13

陽菜side
優子にAのことを頼まれて部屋の前に来た。
たしかに最近様子がおかしかったかも。
ここまで言いずらいってことは、けっこう深刻な悩みなのかなぁ。
陽「A入るよー」
ノックをしてドアを開けると、ベットに座ってうつむいているAがいた。
陽「どうしたの？」
A「はるちゃん(うるうる)」
陽「あぁ、泣かないで(撫)」
声をかけたとたん、どんどん目に涙がたまってきた(汗)
陽「よいしょ…」
膝に乗せると私の服をぎゅっとつかんできた(笑)
こんな時だけど、可愛すぎる(笑)
A「うぅ…ヒックヒック」
陽「何かあった？」
A「あ、のねぇ…」
陽「うん、なーに？」
A「…ほ…さ」
陽「発作？」
なんとか聞き取れた発作という言葉に少し焦った。
陽「しんどい？」
A「…ヒック…だい…じょぶ」
そういって立ち上がって何かを持ってきた。
陽「ん？エアゾールなくなったの？」
A「コクン」
陽「早いね(汗)」
たしかこの前もらいに行ったばかりな気がするんだけど(汗)
そんなに発作起きてたのかなぁ。
A「れんしゅ…したとき…」
陽「練習？あ、運動会の？」
A「コクン」
陽「練習したとき発作起きた？」
A「コクン…ほかにも」
陽「ほかにも学校で起きたの？」
A「…ヒック…でもヒック…びょ…いん」
あぁ、なるほど。
病院行かないといけないのが嫌だったんだ。
陽「でも、お薬もらいに行かないと」
A「ヒックヒック(泣)」
あーあ、本格的に泣き出しちゃった(汗)
A「ヒック…運動会…(泣)」
陽「ん？」
A「出たい…ヒック」
陽「優子に聞きに行こう？」
A「うぅ(泣)」
陽「おいで？」
Aをそっと抱き上げて、優子がいるリビングに向かった。