72話 考察 ページ44
A side
gr「...で？確かシャオロンに関してはほとんどと言っていいほど記憶がないんだったか？」
マンちゃんが部屋を出て行ってすぐ、グルちゃんがそう聞いてきた。
『まぁ、そうだね。名前と容姿、大まかな性格ぐらいかなぁ？』
私はその言葉を肯定しつつ、自分の持つ情報を言う。
ちなみに他の思い出していない人の記憶も同じような記憶しか残っていない、と付け足す。
tn「逆になんでそれは知ってるん？」
するとマンちゃんを見送ってきたトントンが不思議そうに聞いてきた。
『他についてもそうなんだけど、グルちゃんのことを思い出した時にそこらへんの大まかな記憶は戻ってるんだよね』
私はそう言いながらグルちゃんのことを思い出したばかりの頃を振り返る。
あの頃は思い出せたことが嬉しくて何回か泣いてたなぁ...懐かし。
夜な夜な前世であったことを思い出しては泣いて。
朧げにしか分からないみんなの記憶に悲しくて泣いた。
なんで分からないの！って。大切な記憶なのに！ってね。
gr「...つまり俺を思い出すまでは全く記憶になかった、ということか」
そんなことを思い出していればグルちゃんがそう聞いてきた。
『そうだね。私としては今日中にシャオちゃんと会いたいかな』
私はシャオちゃんに会えばおそらく記憶も戻るだろう、と考えているためそう伝えた。
tn「じゃあ、チーノが来るまでここで待つか」
gr「そうすっか！」
するとトントンがそう言って私達は6人分のお茶を用意し始めた。
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イオ(プロフ) - アイカさん» アイカさんコメントありがとうございます！面白いと言ってもらえて嬉しいです！更新頑張りますね！ (2020年11月29日 17時) (
レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - この作品おもしろいですね！更新が早くて羨ましいですwwこれからも頑張ってください！ (2020年11月29日 15時) (レス) id: bf25f4a7a4 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - なコさんコメントありがとうございます！ちなみに私も過去編の方が好きですよw書きやすいんですw前世編も書くつもりでいるので楽しみにしていてくださいね！更新頑張ります！ (2020年10月4日 23時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
なコ - コメ失礼します。本編も好きですけど、過去編、頑張って下さい！(こっちの方がs((()どちらも応援してます！ (2020年10月3日 23時) (レス) id: 5cc4ee344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオ x他1人 | 作成日時：2020年9月23日 23時
