. 《ht side》 ページ26
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可笑しい。
先程レギールングと遭遇してから何かがおかしい。コネちゃんが暴れ出してから何かがおかしい。相手は政府直属のクランの幹部。コネちゃんに応戦する幹部は無表情で剣を振るい、コネちゃんは怒りの表情だ。
それだけでなく、相手のリーダーは笑っているし、チーノも笑っている。大ちゃんは戦いをやめさせたいけど手を出せない、と心配そうにコネちゃんを見ている。エミさんは何考えたのか、ニヤッと笑うと、急に焦ったように電話を掛けている。シャオロンは...つまらなさそうだけど。
俺はメンバーの顔を一通り見た後、戦闘へと目を向ける。コネちゃんは先程ヘスリヒと戦ったばかりということもあり、少し苦しそうな表情で、うって変わって相手の表情は1ミリも変わっていないように見える。
相手の方が、優勢だった。あぁ、これ負けちゃうのかな。なんて思っていれば、相手のリーダーが口を開いた。
「あぁ、そうだ。そちらから仕掛けてきたんだ。君が負けたらハオプトロレを吸収させてもらうことにしようか」
そう聞いた途端、体が沸騰するように熱くなった。俺はその熱と共に怒りの感情が溢れてくる。
―許せない...！
―俺達は...俺は、ただ平和を望むのみ。
―妨害するのなら許さない。誰だろうと何だろうと！
俺はそう思うと同時に腰に手を伸ばし、抜刀の姿勢をとる。そして刀を抜こうとした時だった。
シュン！
俺の耳に風を切る音が入る。動きを止め、辺りを見ればそこにはたった一本のナイフと一丁の拳銃でコネちゃんの剣と、相手の大振りな剣を受け止めているAがいた。
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イオ(プロフ) - Rinさん» Rinさんコメントありがとうございます！返信できていないくてすみません...のんびり更新ですが、これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2021年4月29日 18時) (
レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
Rin - あああああああ続きが気になるｩｩｳｳｱｳｳ (2021年3月27日 0時) (レス) id: ee43a6ccd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオ x他1人 | 作成日時：2021年3月9日 20時
