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数日後、事前準備を終えたハオプトロレのメンバーは、再びフォルシュング研究所に集合していた。準備、とはいえ見た目は以前とほぼ変わっておらず、正直言って戦闘向きの服装ではなかった。
ナタリーやくられ先生は特に何も言っていなかったため、普段からそうなのだろう。私はそう自分を無理矢理納得させ、心なしかテンションの高いコネシマさんたちについていった。
今回の侵攻の目的は、ポルーションエリアの解放と、私の戦闘の見極めのため。ポルーションエリアの解放目安は大体2、3個出来たら良い、という基準で今回は来ている。まぁ、私は1人で1エリア解放が可能なため、彼らにとっても余裕だろう。
私はいつのまにかAI操作となったドローンを頭上に飛ばし、彼らの後をついていく。いつもならくられ先生が操作するのだが、くられ先生が一緒に行きたい、と言ったため、AI操作となっている。
その為、今回フォルシュング研究所からは全員が戦闘に参加することになった。研究所の警備は並のものではない為、余程のことがない限り盗難などの心配はないだろう。
そんなふうに考えていればいつの間にか最前線についたようで、近くに拠点を作っているようだった。拠点、とはいえポルーションエリア内な為、警戒は怠らない。
心地よく感じるくらいのピリッとした緊張感を全身に感じながら、戦闘に向け、体をほぐしていく。今回のエリアは建物が多く、攻略は難しい。しかしクリスタルは、拠点から見えるビルの窓からキラッとクリスタルの輝きが見えた為、すぐに発見することができた。
まぁ、クリスタルの周辺にはヘスリヒが大量におり、固めている。幸い変異型ヘスリヒは居ないようで、今までこの人数でやってきたであろう彼らだったら、簡単に攻略できそうだ、と思った。
今回私は変異型ヘスリヒが現れた時以外は観戦側に回ることになっている。拠点にはナタリー、くられ先生がおり、私はハオプトロレのメンバーについていく。最近変異型ヘスリヒの出現が頻発しているらしく、変異型ヘスリヒが現れる確率が高いそうだ。
今回の侵攻で自分にやるべきことを再確認していれば、ハオプトロレのメンバーは準備が終わったらしい。私はゾムさんに行くで、と声を掛けられ、駆け足で既に進んでいたメンバーについて行った。
拠点とくられ先生の守りは万全。
いざ、血塗れにならない原因の調査へ！
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イオ(プロフ) - Rinさん» Rinさんコメントありがとうございます！返信できていないくてすみません...のんびり更新ですが、これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2021年4月29日 18時) (
レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
Rin - あああああああ続きが気になるｩｩｳｳｱｳｳ (2021年3月27日 0時) (レス) id: ee43a6ccd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオ x他1人 | 作成日時：2021年3月9日 20時
