【魔d!】この世界で再び (ページ39)

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30話続きページ39

続きです。

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A side

ともさんが私のことを慰めてくれて、お礼を言った時だった。

gr「...ん？ああ。ともさん。お久しぶりです。迷惑かけてすまなかった」

tn「...んぇ？と、ともさん！お久しぶりっすね！急に寝てしもうてほんますんません」

os「...ふぁ～...あ、ともさんやないですか！お久しぶりめうね！さっきは寝ちゃってごめんなさいめう」

tm「大丈夫ですよ！」

むくり、と3人が同時に起きた。

ともさんにそれぞれ言い、ぺこりと謝罪をする。

寝ている間にはっきりと思い出せたようでよかった。

私はともさんに質問をした。

『ともさん、なんで私たちの軍服を作ってくれてるんですか？』

そう聞くと、

tm「ん～とですね、忘れたくなかったんです。」

と言った。

どういうことなのか理解ができなかった私は首をかしげる。

tn「忘れたくなかった？」

トントンも不思議に思ったらしくともさんに質問をする。

tm「そうです。思い出したとはいえ記憶は記憶でしょう？だからもし我々国や他の国の人たちがこの世界にいたとしたら、また僕の作った服を着て欲しいって思ったからです。忘れてからじゃ、遅いから。」

前世では、軍服は主にともさんやともさんの会社が作ったものが主流だった。

そうだったのか。なら、、、

gr「是非とも買わせてもらおう！」

『そうだね。みんなの分もいつか買おう』

tm「！本当ですか！？」

tn「ともさんが作ったものが良いですからね」

os「そうめうよ！あんな複雑なオーダー聞いてくれるのはここだけめう！」

『ともさん。私たちが成長した時、魔術で大きくするんじゃなくて、ここに買いに来ますね！』

私たちがそう言うとともさんは、

tm「...ありがとうございます。待ってますね！」

と言い涙を零しながら笑ってくれた。