【魔d!】この世界で再び (ページ4)

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１話　続きページ4

続きです。

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私が見つめていたのは、くりーぱー？というキャラクターの人形だった。初めて見たはずなのになぜかとても懐かしく感じ、見つめていたのだ。

しばらくするとオペラさんは人形を抱えて帰ってきた。私が欲しいといったものがこれだけだったので、嬉しそうに耳をピンと立てて、どうぞと渡してくれた。

抱きしめているとかをが緩んでいたのか、オペラさんに

op「笑顔も素敵ですね。」

と言われた。

『ありがとう、ございます。』

そう返事をして新しい私の家へと帰っていった。

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？？ side

今日はおつかいに来ていた。

なぜ俺が、使用人にでも頼めばいいのに、と考えながら特にトラブルもなく買い物をしていった。

頼まれたものも全て会終わり、気がついたら日が沈みかけていた。急いで帰らなくてはと帰路を急いでいると、ある雑貨屋さんの前にいる同い年くらいの少女とお付きの人がその雑貨屋さんの前でしゃがんでいるのを見かけた。

いつもはそんなのは気にならなかった。しかも今日は、帰りを急いでいるのになぜか目を離せなかった。

するとお付きの人が店内に入っていき、しばらくすると緑色の確かくりーぱーとかいうキャラクターの人形を抱えて出て来た。

その人形をその待っていた少女に渡したため、女の子がそんなものを買うのだなと珍しく思った。どちらかというと男の子向けのキャラクターだったからだ。そんな人形を買う少女に興味が湧き、少女の顔を見た。

するとなぜかとても懐かしい気持ちになった。その人形も少女も初めて見たと言っても過言じゃなないのにだ。

少女とお付きの人はそのまま帰って言った。

俺はそのまましばらく動けずにいたがハッと我に帰り日が完全に沈みきった夜の街を走って帰った。