16話 挨拶 ページ21
A side
sr「それじゃあしゅっぱーつ！」
『おーー！』
パーティー出発日の早朝、私達は馬車に乗り目的地に向かっていた。
するとおじいちゃんが、
sr「Aちゃん。昨日渡した紙があったでしょ？実はねあの紙には最初の方に会う子しか書いてなかったのね。でしかも参加者が確定したのが今日だったの。」
と言った。おじいちゃんは無理して覚えなくていいけど、と言いオペラさんがスッと紙を渡してきた。
その紙にはこう書いてあった。
【Aちゃんと同い年くらいの子が各家にいるよ！】
フューラー家 グルッペンくん
シュバイン家 トントンくん
ベーテン家 オスマンくん
ボヌール家 コネシマくん
デーモン家 ひとらんらんくん
レイラー家 ウツくん
トイフェル家 シャオロンくん
ヴォルフ家 ニイくん
ニンフェ家 ロボロくん
ボンベ家 ゾムくん
ヴァイト家 シンくん
ケントニス家 エーミールくん
イロニー家 ショッピくん
ガオナァ家 チーノくん
最後の二人は一個下だよ！
え？いやいやいや、、、？はぁ？
数名、あの頃の幹部の時の名前と違う人もいるが、多分雰囲気からして元幹部だったメンバーだろう。
するとおじいちゃんが、
sr「今回のパーティーは出発が異様に早かったでしょう？何故ならね、シュバイン家とうちの合同での主催だから迎え入れなきゃいけないんんだよ〜だから、このリストに書いてあるお客様がきたら挨拶をするよ。考えておいてね！」
何故こんなに出発が早いのだろうと思っていたが、そう言う事だったのか。ん？
『え、じゃあ移動に時間がかかるわけじゃ、、、』
sr「うん。もうすぐ着くよ？」
おじいちゃんの無慈悲な宣告に軽く絶望を感じる。
だってもしかしたら記憶のないトントンと話すことになるんだよ？初めましてって言われちゃうんだよ？悲しいじゃん。
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続きます。
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作者名：イオ x他1人 | 作成日時：2020年8月17日 15時
