【d!】終末世界 (ページ35)

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ハオプトロレページ35

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私が解放したクリーンエリアで出会ったゾムさん達は、はどうやら“ハオプトロレ”という少人数クランらしく、丁度ポルーションエリア解放をした私を発見したらしい。

前に出会っていたシッマことハオプトロレのリーダーであるコネシマさん以外は血塗れで立っている私を不思議に見ていたらしい。

しかし以前私に対してかなりの悪口を浴びせたコネシマさんは、血塗れな私を見て、兄さんからの報告が本当だったことに気が付き、謝罪のため走ってきたのだそう。全く...あれからまだ正しい情報を手に入れてなかったのか...

研究所までの帰り道。彼等と軽く話していればあっという間に研究所に到着した。

到着してインターホンを押そうとすればその直前にドアが開き、ナタリーに引っ張られ、すぐに風呂場まで連れて行かれた。残された彼等がどうなったのかは気になるが、目の前のナタリーが物凄くイライラしているので聞ける状況ではなかった。

私がそんな風に考えていればいつの間にか服は脱がされ、頭っから暖かいシャワーを浴びせられた。特に怪我をしていたわけではなかったのにナタリーにされるがままの介護状態になっていた私は、慌ててナタリーに自分で出来る！と伝える。

「ダメ」

ナタリーは結局その一言で、その後何を行ってもダメ、としか言わず、何も聞いてくれなかった。なんで？

お風呂から上がれば当たり前のようにナタリーの服を着させられた。着終わり、満足そうに少し微笑むナタリーだが、私はそろそろ自分の服が欲しい、と言えば少し落ち込んだ様子になったが、わかった、と言ってくれた。