【魔d!】下克上の主役は我々だ！4 (ページ3)

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110話誘惑パニック、逆転負け...？ページ3

A side

私は今、総統室にいます...！そして目の前には...

『グルちゃん...！』

うん！やっぱりかっこいい！(キャラ崩壊中)

私がそう言えばグルちゃんも嬉しそうにニコニコと笑っている。

gr「そうだゾ！というかAにしてはここまでくるのに時間がかかったな？」

するとグルちゃんがそう言い首を傾げる。

しかし私は説明をするのが面倒くさくなり、

『ん～？いいじゃん。今居るんだし、ね？』

とグルちゃんに近づいてそう言う。

gr「...A？」

もともと窓際に立っていたグルちゃんに近づけば、グルちゃんはそう言って私の頬を両手で包み込んできた。

『...？...っ///』

両頬に感じる暖かさとあまりの至近距離に顔が熱くなり、口もはくはくと動くのみで、声は出ない。

gr「随分と綺麗になって...可愛いゾ、A？」

そんな状態の私をいいことにグルちゃんは私に顔を近づけ、そう耳元で囁いてきた。

『...んぅ///』

びりびりとした甘い痺れが全身に広がり、耐えきれなくなった私は少しだけだったが目線を逸らす。

gr「何故目を背ける？こっちを見ろ、A」

しかしそんな私の行動を許してくれるはずもなく、グルちゃんはそう言うと私の目線に合うように移動してくる。

『～～～～っ///...も、無理ぃ...///』

私はグルちゃんの言葉と綺麗な瞳に、顔がさらに赤くなるのを感じ、そう言って座り込んでしまった。

するとそんな私を見たグルちゃんがかがめていた姿勢を伸ばし、立ち上がると私を見下ろすような姿勢になる。

gr「...そうか。無理か」

グルちゃんはそう呟くと私から離れ、そう言った。

『へ？』

想像と違った言葉に驚いていればグルちゃんはすぐにニヤッと表情を変え、

gr「じゃあ辞めてやるから俺の言うこと聞けるか？」

と言ってきた。

『う、うん！』

私はもうどうにでもなれ！とそう返事をする。

gr「よし！良い子や！」

そんな私にグルちゃんは頭を撫でてくれた。

『えへへ～』

私の心は少しばかり暖かな気持ちで満たされた。

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お待たせしました。数話だけ更新しようと思います。