氷龍×炎龍〜それぞれの想い〜

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〜炎龍〜 総司side

隼「上手くいくといいけどね？」
総「は？」
隼「由奈だよ。心配なんでしょ？本当は。」
総「ふざけんな。誰があんなやつ心配すんだよ。あいつはただの道具なんだよ。」
そうだ。あいつは俺の道具だ。
うまく利用してここから追い出してやる。
俺はあいつのことがキライだ。

〈過去〉
あいつが俺のとこに来たのは小６のとき。
俺の父親と由奈の母親が結婚して兄弟になった。
けど、俺は全く相手にされなかった。
その頃から俺は、荒れ始めた。髪も金に近い色にして、制服を着崩して授業にもあまり出なくなった。
中１になって隼人に出会って毎日一緒にいた。
で中２になって炎龍をつくった。
そして現在に至る。

隼「そうそう。あっちも動き始めてるみたい。俺達のことは気付いてないみたいだけど。」
総「そうか。」
隼「今日も学校行かないんだ。」
総「今から行っても遅いだろ。」
隼「そうだね(笑)」
総「残りは？」
隼「海斗は部屋。優斗は寝てる。俊と正馬は出かけてる。」
総「凌は？」
隼「さぁ？女と一緒じゃない？」
総「眠い。寝る。」
隼「はぁ...。どうぞ。俺は出かけるから。
」

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