氷龍×炎龍〜それぞれの想い〜

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〜由奈side〜

私達はあの空き教室に移動中
で...私の右腕には太陽、左には信介、前には霧野、後ろは精神的ダメージを受けている天馬。その後ろには狩屋と京介。
由「あのさ、私なんでみんなに囲まれているのかな？」
信「そんなのちょー簡単！ねっ！太陽？」
太「うん。ちょー簡単！ですよね？霧野さん？」
霧「あぁ。お前が何するかわからないからな。」
由「私まだ何もしてない！」
剣「いや。今もしてますよ？由奈さん」
何を言ってるのこのバカどもは...。
京介は"今も"って言った。私ははさまれて歩いてるだけで...。
狩「後ろにいたらチョー感じるっす。」
由「何を？」
「｢殺気｣」
なんでこういう時だけチームワークがいいんだか...。
てゆうか、そろそろ(２ヶ月しかたってないけど)猫かぶんのも疲れてきた。
早くやることやって裏切ってしまお。
太「あっ！そういえばもうすぐ夏休みじゃん♪」
そう呟くのは太陽。
由「そういえば気になってたんだけど、太陽ってここの生徒じゃないよね？」
太「うん。違うよ。俺は新雲学園の生徒。」
由「だったら先生に追い出されない？」
太「うん。ここの校長と知り合いだから。」
そういえば、私校長に会ったこと無いわ。
由「校長先生って誰？」
「｢円堂守｣」
またハモったよ...。
霧「正確には円堂夏未。」
まって...。夏未って...まさか...。
由「ねぇ！校長室連れてって！」
太「どうします？霧野さん。」
霧「行くか。」
天「じゃあ。俺も行く。」
後ろから聞こえてきた天馬の声
太「天馬が行くなら俺も。」
信「僕も！」
由「狩屋と京介はどうする？」
剣「パス」
狩「俺も。あの人苦手だし。」

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