19.お日さま園 �� ページ19
「Aちゃん、一緒に遊ぼ！」
「……」
女子たちに遊ぼうと誘われた。
しかし私は、首を横に振った。
私に話しかけてこないで。
私に関わらないで。
誰も来ないで……！
「そっか。じゃあ、次遊ぼうね！」
そう言って庭の方にかけて行った。
カチ、カチ、カチ。
時計の秒針の音が、私の部屋に鳴り響く。
私は、部屋の中を見回したら1冊の本に目が入った。
『世界が終わるとき』
この本は、「春霞乙音(はるがすみおとね)」という有名な書き手さんが書いたもの。
少しファンタジックな本だ。
初めて園に来た数ヶ月経った時、風介さんに貰った。
風介さんが持っていたときは正直驚いた。
でも……、
「この本はね、あの『バカ』から貰った物なんだ。
私はもう読み飽きてしまったからAに譲るよ」
そう言われたんだ。
だからこの本は晴矢さんの本だったということになる。
これを読むのは何回目になるのだろう。
「……ありがとうございます」
私は、蚊の鳴くような声でお礼をした。
何度かは話したことあるけれど、まだ慣れてなくて……。
「で、では、私は失礼します」
私はこれ以上風介さんといられなくてその場から去った。
私の頭の中には『怖い』しかなかった。
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音弥(プロフ) - 月影さん» 月影ちゃんありがとう！ (2015年5月9日 18時) (
レス) id: 05b4f82841 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 月影です！Twitterから来たよ！続き……続きが気になる!! (2015年5月5日 10時) (レス) id: 328250c035 (このIDを非表示/違反報告)
音弥(プロフ) - 狩穂さん» ありがとうございます!!頑張ります(´∀｀) (2014年8月5日 12時) (レス) id: 05b4f82841 (このIDを非表示/違反報告)
狩穂(プロフ) - 読みましたよ(*>ω<*)いい感じです！更新、頑張って下さいね！ (2014年8月5日 11時) (レス) id: f53fe779b4 (このIDを非表示/違反報告)
音弥(プロフ) - *あき*さん» ありがとうございます!!そう言って頂けると励みになります(´∀｀*) (2014年7月29日 14時) (レス) id: 05b4f82841 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音弥 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/inzmkgpr111/
作成日時：2013年12月21日 12時
