chapter1 ページ28
-旧館･厨房-
「待たせてしまったな…」
瞬木)別に気にしてないよ。俺達も準備してたし…ここまでお疲れ様!!…っ…結構重いね…
「ここにも冷蔵庫あったんだな」
瞬木)何も入ってないけど…ほら
「大きいし広いな…これなら食材もかなり入りそうだ。もし入りきらない場合は生鮮食品をここにしまって､後はやはり事務室や外に置くか…」
葵)別に食堂に置いてても良いんですよ?
市川)ですが､いちいち食材を取りに行くのは面倒ではないですか?
水川)パーティに必要な料理は量がいるわ。
3人というのも少ない気がするし､近くに置いておいた方が良いでしょう
野咲)後から私も手伝うわ!!
そうね…やっぱり近くの方が良いわよね
いちいち階段登りたくないし!!
鉄角)よっしゃ!!ついにたどり着いたぜ!!
九坂)待たせたな!!
俺達に遅れて部屋に行った三人も木箱を抱え戻ってくる
「よしまだまだ運ぶぞ!!少しペースをあげてやらないと」
野咲)ずっとこの繰り返しか〜
九坂)往復って結構くるよな〜
葵)お昼ご飯は私達が作っておくから頑張って!!
市川)よろしくお願いしますね
思ったより結構重労働だな…
だが…
鉄角)よっしゃぁぁ気合い根性おお!!
九坂)おっ負けてられないな!!
市川)そうですね!!
鉄角を入れて正解だったな
皆の士気を上げてくれる
このペースだったら早く手伝いに来ることが出来そうだ
野咲)えぇー走るの?暑苦しー
…はぁ…やってらんないわぁ〜
俺達は厨房を後にし､次々と食材を運んだ
料理が入る隙間を除いても
幸い予想を上回る大きさだった冷蔵庫のお陰か
食材は事務室と冷蔵庫で収まり外に放置することはなくなった
そしてやっと…予定の食材全てを運び込むまでになった。今､俺が持っているのが最後の食材だ
「これで最後か…ん?あれは…」
霧野)ん?神童か…お疲れ!!
瞬木)ちょうど良かった。呼びにいこうってところだったんだ…昼ご飯出来たからさ
本当だ…もうみんな昼食をとっているな…
霧野)用事があったのか
…話し込んでしまってすまないな
瞬木)いや…大丈夫だよ!!
「もうそんな時間だったか…ありがとう」
俺は木箱を置きに､瞬木の手に下がっているおにぎりを受けとる
包みごしでも温かい…動きっぱなしだった俺は我慢できず､早速口に運ぶ…
「…うまい」
作りたてだろうそのおにぎりは
疲れていた俺の身体にとても染みわたった
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パルマ(プロフ) - デコニャンさん» デコニャンさん､ありがとうございます!!これからも精進していきます!! (2014年8月30日 13時) (
レス) id: 2c377765ef (このIDを非表示/違反報告)
デコニャン(プロフ) - まぁ、悪くないですね。 (2014年8月29日 18時) (レス) id: 54f6138638 (このIDを非表示/違反報告)
パルマ(プロフ) - 堕ちアリスさん» わぁ!ありがとうございます^^完結まで謎解きを楽しんでいただければ光栄です!!! (2014年5月22日 20時) (レス) id: 2c377765ef (このIDを非表示/違反報告)
堕ちアリス - ダンロンとのコラボレーションうれしいです (2014年5月22日 2時) (レス) id: a2dc55f474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パルマ | 作成日時：2014年5月9日 16時
