chapter1 ページ23
くそッ!!
あの映像が本物?…あり得ない
ついこの前まで外にいたんだぞ?
ねつ造以外考えられない…!!
-ピンポーン-
「…誰だ?」
正直､今は誰にも会いたくはなかった
だが無視するわけにもいかない
俺は一直線に部屋に来たから
居留守は使えないだろう…
俺は重たい身体を引きずるようにドアまで行き､ゆっくりとドアを開けた
霧野)すまない…今、いいか?
「霧野か…あぁいいぞ」
霧野)どうした?気分でも……お前もしかしてDVDを見たのか!?
「えっ…」
DVDをデッキから抜くのを忘れていたことに気付く。ベットの上には空のケース…
言い逃れは出来ないな…
「あぁ…軽い気持ちだった。さっき見終わった所なんだ…まず、あがってくれ」
霧野)あぁ…すまない
「霧野は見たのか?」
霧野)いや、見てない…外の様子は気になるけど､見てはいけない気がしてな
「それは正解だ…こんなもの見る価値もないただの酷い捏造映像だった」
霧野)そうか…
「お前は何しにここに来たんだ?」
てっきり傷の舐め合いになるのかと思っていたが…
霧野)別に大したことじゃないんだ
ただ､リーダーに神童を選んで正解だったなって思ってさ!!
お前､すぐに部屋に向かったろ?だからあの時言えなくてな…だから今言いに来た
「俺はDVDを見て一瞬出たいと思ってしまった人間だぞ…」
霧野)それはお前のせいじゃない。全部モノクマが悪いんだ
「霧野…」
霧野)昼の神童は凄く輝いていたよ！
本当にリーダーだった！
「そんなに誉めても何も出ないぞ」
霧野)別に媚びてるわけじゃないさ
「ただ…あのDVDを各自で持たせたのは失敗だった…あの内容は耐えられる物じゃない。
もし､俺のように生半可な気持ちで見たヤツがいるなら…」
多分…
霧野)…警戒はしておいた方が良いってことか
「疑いたくはないが…」
霧野)そうか…なら自分の身は自分で守らなきゃな…お前に頼ってばっかじゃ流石にダメだしな
「むしろ…頼ってるのは俺の方だ」
霧野)それ結構聞いた気がするぞ
「こういうときはお互い様…だったな」
霧野)あぁ!!
そうだ神童、明日パーティやるんだろ?
親睦を深めるだけじゃなく､もしもDVDを見た人のため、楽しくやって忘れさせることも出来るかもしれない!!
絶対に成功させような！
「勿論だ！任せてくれ」
さっきまでの怒りが引いている…
霧野はまるで俺の精神安定剤だな
そして夜１０時となった
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パルマ(プロフ) - デコニャンさん» デコニャンさん､ありがとうございます!!これからも精進していきます!! (2014年8月30日 13時) (
レス) id: 2c377765ef (このIDを非表示/違反報告)
デコニャン(プロフ) - まぁ、悪くないですね。 (2014年8月29日 18時) (レス) id: 54f6138638 (このIDを非表示/違反報告)
パルマ(プロフ) - 堕ちアリスさん» わぁ!ありがとうございます^^完結まで謎解きを楽しんでいただければ光栄です!!! (2014年5月22日 20時) (レス) id: 2c377765ef (このIDを非表示/違反報告)
堕ちアリス - ダンロンとのコラボレーションうれしいです (2014年5月22日 2時) (レス) id: a2dc55f474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パルマ | 作成日時：2014年5月9日 16時
