Really no (ページ10)

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# An act of love ページ10

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ym.s

先生の家にきた。

休日なんて暇だし、特にすることないし。
でも先生は全く暇じゃないみたいで、休日でもパソコンを開いて何か分からない資料を作っていた。

カチカチとキーボードを押す音だけが部屋に響いて、それはそれは楽しくない。
無理矢理押しかけた俺も悪いけど、少しぐらい構ってくれたっていいじゃん………

「せんせ～ひまぁ」

「俺は暇じゃないんだよねぇ、」

パソコンから目を離さず俺の言葉に返事をした。
面白くない、楽しくない…………

「ばぁか！」

「ええ？！急になに……」

「………………構ってよ」

はぁ、言ってしまった。俺の最終手段。
普段恥ずかしくてこんな事言えないし言いたくないけど、今日はもう、しょうがないんだ。
顔がどんどん熱くなって、両手でとりあえず隠した。

「ふふ、かわい。」

「うっせ………」

「あともうちょっとで終わるから、もう少しだけいい子にしててね。」

いい子にしててねって、子供じゃあるまいし。
でも、構ってとか言っちゃってるし、もう子供かもしれない。現に足ばたつかせてやだやだと小声だけど嘆いてたもん。ほんとみっともないけど。
何歳だよ、マジで。

先生を前にすると急変する俺が怖いよ。

…

あともうちょっとで終わると言われ待つこと1時間。
先生の手は一向に止まる気配はない。
俺をあやすためにあともうちょっとなんて言ったんでしょ………高校生に向かってあやすって言葉もおかしいけどさぁ…………

もう十分いい子で待ったよね？

「んっ………なに、」

椅子に座る先生の後ろから抱き締めた。驚いたのかビクッと体が震えて可愛い、なんて。

「もう待てないよ先生…」

「ひぁ、っ、だめ、」

耳元で、唇をくっつけながら囁けば、
先生だってもう、我慢できないでしょ、？

そのまま耳に下を突っ込みぴちゃぴちゃと水温をわざとならしながら舐めた。
耳朶を少し甘噛みしたり、耳の縁を舐めあげたりすると、先生は耳が性感帯だからもっとと善がる。

耳障りだったキーボードを打つ音も、既になくなっていた。