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4人でテーブルを囲みながら食事をするが、臣は全く食べた気がしない。
すると琴音がやんわりと臣を庇ってくれた。
Aが琴音を見た瞬間、ATSUSHIがAを代弁するかのように答えた。
A『分かってねぇなぁ(笑)そういう事言ってんじゃねぇんだよ。写真を撮られるような状況を作るなって言ってんだよ。な?』
大きく頷くAと満足そうに微笑むATSUSHI。
ふと琴音を見るとバツが悪そうに黙りこんだ。
それから一切口を開かなくなった琴音が気になって、チラチラと視線を送ると寂しそうに微笑んでいた。
ATSUSHIさん、ちょっとマズくないっすか?
こんな状況で言えるはずもなくて、臣はただひたすら謝り倒した。
食事が終わってキッチンへ移動した琴音にATSUSHIがコーヒーを淹れるように頼んでいる。
「はい」と答えた後、小さく聞こえた溜息。
運ばれてきたコーヒーとケーキにA が発した言葉。
それを聞いて一瞬琴音が固まっように見えた。
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作者名:花梨 | 作成日時:2017年3月20日 15時