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何故か写真を撮る羽目になった私。
臣は凛ちゃんに分からないようにウインクしてくる。








凛『ありがとうございました!私、絶対言いません!』








携帯を大事そうに抱えて走り去る凛ちゃんを見送って、ホッと胸を撫で下ろした。







そそくさとマンションに入って行った臣がエレベーターの扉を開けて待っている。








『ビックリしたよ!』







臣『ねー?(笑)でももう大丈夫じゃん?』







『そうかな?』







少し不安な私を臣は優しい目で見ている。







臣『素直そうな子だったじゃん。ああいう子は大丈夫。自分だけ特別って事もあったわけだし…』








そんなもんかな?








臣『いざとなりゃ引っ越せばいいじゃん(笑)』








そうだよね。
凛ちゃんは悪い子じゃないし
きっと黙っててくれる。
はず…(笑)








臣『腹減ったー!晩メシなに?』









ソファーにどっかり座った臣を見てると、考えても仕方ないかなぁ?なんて思った(笑)








『臣、お正月休みどうすんの?』







臣『んー?まだ決めてねぇー』









もうすぐ来るお正月休みに一騒動あるなんて思いもしない私達は、「飲み潰れてるかも(笑)」なんて笑ってた。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:花梨 | 作成日時:2017年3月20日 15時

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