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「んん… 」
朝、起きると外は大粒の雨が降っていた。
………はぁ、別にカッコつけてるわけじゃないけど、今の俺の心もこんな風に悪天候だなぁ、なんて。
正直納得いかない。
ほんとにどうして、今まで俺を拒否ったのか。嫌われてるとしか考えられないのに、知念が聞いた時は好きだって言ってくれんだ。
隣で眠る伊野尾ちゃんの頬をつつくと、次第に目が開き始め、布団の中を覗いた。
「……………ひぇえ、!」
案の定、というわけでもないけど響く伊野尾ちゃんの叫び声。
お互い真 っ裸で抱き合ってんだから仕方ないっちゃ仕方ないんだけどね。
「やまちゃ、どういう、こと、、?」
え、覚えてないの、…?
って言おうとしたら、思い出したのか顔を真っ赤にして布団を被った。
「おーい、伊野尾ちゃん?」
「やまちゃ、昨日のことは全部忘れてください、!!」
え、?忘れろ、?
…………… そんなこと、無理に決まってんじゃん。
「おれたちのハジメテの行為なのに、忘れろなんて言われても無理だよ 、。」
むしろ、それは結構難しいと思うけど。
何故忘れろと言ったのか。
どうして今まで拒否ってきたのか。
全て問いただすと、伊野尾ちゃんは渋々口を開いた。
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mu-ni(プロフ) - (名前)さん» ほんとですか!!!嬉しいです(T_T)これからもよろしくお願いします! (2020年3月27日 20時) (レス) id: e65d43d7b2 (このIDを非表示/違反報告)
mu-ni(プロフ) - うさこさん» そう言っていただけて嬉しいです!(^_^)これからもよろしくお願いします! (2020年3月27日 20時) (レス) id: e65d43d7b2 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) - このお話大好きです!応援していています! (2020年3月17日 12時) (レス) id: cc27629224 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - こんばんは(^ー^)続きを2作読めて嬉しかったです。びっちないのちゃんも可愛いいのちゃんもどちらも好きです(^m^ )びっちないのちゃんは、意外でしたがでも有りですよね。楽しいお話ありがとうございますm(_ _)m (2020年2月19日 0時) (レス) id: 1d86e2ca18 (このIDを非表示/違反報告)
mu-ni(プロフ) - ふるはさん» そう言っていただけて光栄です!絶対絶対綺麗ですよね......(^_^)! (2020年1月21日 0時) (レス) id: e65d43d7b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mu-ni | 作成日時:2019年12月8日 1時