愛されるが幸

. ページ17

「ねえ、分かった？

ずっとおれに組み敷かれてればいいんだから、おれを狂わそうなんて叶いもしないこと考えないで？」




叶いもしない …のか。

そう言ってる間にもやまだは俺のスウェットを下げて、おれの自身を扱 いていた。
気持ちいい、それだけが脳内を巡る。




「やまだ ぁ、はぁ、」

「ふふ、気持ちいい？」

「うん、きもちぃ、もっと、してぇ」

「ほんと淫 乱」




やまだは組み敷かれる俺が好きで、
やまだを操ろうなんて考えてるところは嫌いで、
そんなやまだのことを、俺は好きだから。

思い通りになりたくないなんて無駄なこと、最初から考えなくてよかったんだ。

だって多分おれ、何してもやまだの思い通りになってるんだもん。




「ん、じょうずになったね」

「んぅ、… 」

「もっと奥まで入れて、……… そう。



ほんと伊野尾ちゃんって、俺の理想通りの恋人だわ、」




頭を抑えられて、半ば強制的に喉の奥を突かれ、暖かいものが口の中に残る。
ごくんと飲んで、目の前の萎えたソレにまた舌を這わせれば




ほら、勃 ちだすやまだのもの。

俺の思い通りになった。







「やまだも俺の、理想通りの恋人だよ。」


end

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


なんかちょっと病んでる感じあるけど、実は全く病んでなくて、これが恋人として普通だと思ってるやまいのちゃん

のお話でした。

煙草メインのお話にしようと思ったのに最初の方しか出てこないし、ここまで長くなるなんて思ってなかったし、なんか色々ややこいし、私が考えてたものから思わぬ方向にいきすぎました。

駄作すぎて、ほんと萎えちゃう、、 (呆れ)

〇 歳→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す