相思相愛 in×hk (ページ7)

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sideひか

帰りにいのちゃんといのちゃんの友達の髙木くんがすっごい楽しそうに2人で帰ってるとこ見ちゃった…

伊野ちゃん俺と話してる時より楽しそうだった

髙木くんすごいイケメンだったし

俺だっていのちゃんと2人で帰りたいのに

2人の間に割り込めば良かったか?

でも、流石に髙木くんと話したことないしな

結局走って帰ってきちゃった

ひか｢ただいま〜｣

いっつも伊野ちゃんが先に帰ってて｢おかえり｣

って言ってくれるから

ちょっと寂しい

いやさっきのふたりを見ちゃったから結構寂しい

実は俺といのちゃんは同居してる

俺の父さんといのちゃんのお父さんが俺達が中3の時に2人とも転勤が決まって

小さい頃からずっといのちゃんといたのにいよいよお別れなのか…

まだ好きって言えてないし、言ったとしてどうなるんだろうとかすごく心配でホントに悩んだのに、

母｢光、慧くんと光で高校から同居することになったから。ちゃんと美味しいご飯作ってあげるのよ。｣

光｢は?えーーーーー!!!!!ムリムリムリ｣

いのちゃんと同居?

そんなの心臓がもたないよ!

美味しいご飯作れる自信ないし…

母｢なんで?慧くんのこと嫌いなの?｣

光｢そんなこと絶対にない!｣

母｢ならいいじゃない。慧くん頭いいんだから勉強教えてもらいなさい。伊野尾さん家お願いしますって言わなくちゃ!｣

って感じで俺の心配をよそにいのちゃんとの同居が決まってって今に至る

実際だいぶ慣れたけど、初日なんて心臓バックバクでまともに話せなかったよ

料理うまく作れるか不安だったけど

いのちゃんいつもすっごい美味しそうに食べて

くれるんだ

そういうところも好き

学校ではほとんど話さないし

いのちゃんから関わってこようとしない

だから家にいる時だけは一緒に入れて

同居して本当によかったって思ってる