「突然始まる番外へぇぇぇん!理由は蜘蛛の皆が最近登場してないからぁぁ!シズクもやっと登場!!」 ページ9
「A、何をしているんだ」
「クロロさん。本読んでるんですよ」
読書が好きな私はこっちの世界に来てもやっぱり日本の小説が読みたくなるからね。スマホに入れてたアプリで夏目漱石とかいろいろ読んでるわけですよ
「携帯で本が読めるのか」
興味津々といった顔でスマホを覗き込むクロロさん。絶対読んだことないし、読みたいんでしょうね。あ、でも
「これ日本語なんで読めないですよ」
「そうか…」
がっかりしたと思ったら何かひらめいた、という顔でこちらを向いたクロロさん
「Aが読んでくれればいいじゃないか」
「ああ、いいですよ」
スマホを閉じ、対面するように瓦礫に座る
じゃあ、蜘蛛だから…
「『蜘蛛の糸』でいいですか?」
「ああ」
「じゃあ…『ある日の事でございます。お釈迦様は…___」
つらつらと蜘蛛の糸の物語を語っていくと、なんだなんだとフィンやノブナガが集まってきた。あれ、これって幼稚園とかでよくある読み聞かせみたい。なんて口が裂けても言えない
「____になったのでございましょう。』はい、おしまいです。…え」
なんという事でしょう、いつの間にか集まっていた全員が目を見開き呆然としているではありませんか。初登場のシズクも少しだけ驚きが見えるよ
「な、なんか変でしたか?顔ですか!?」←
「お前、全部覚えてるのか?」
「へ、あ、なんか記憶力だけは生まれつきあったみたいです?」
昔から興味があるものだけは本も例外じゃ無く覚えられたんだよ。
「Aって弱いけど変なところ変だよね」
「シズクよ、最後はすごいって言ってくれないとただの毒舌になっちゃう」
「あれ?間違えちゃった」
天然か!可愛すぎるよ!
「なにやてるか皆で」
「フェイ、お帰り!」
フェイは食料を盗りに行ってた。因みに毎回あみだくじで決まってる
あの後「注文の多い料理店」や「北風と太陽」など色々なジャンルの話をした。皆面白そうに聞いてくれるので本望です。こんな感じ→(*´▽`*)
「Aが元の世界の本を読んでくれてたのよ」
「結構面白いぜ!」
「A、次は何だ」
「じゃあ…『走れメロス』で。フェイも聞く?」
無言でうなづき、最前席を抑えるフェイ。そうかそうか、フェイも本好きだもんね
「これで最後ですよ…『メロスは激怒した。必ず___
_____赤面した。』はい、感想どうぞ!」
「まず王を殺ればすむ話ね」
「アンテナ刺して王操ったら?」
「そんなこと言ったら物語が成り立たないんだよ!!」
蜘蛛は今日も平和でした
「イルミさんなんてことしてくれちゃってんですかぁぁ!?なんでパスワードどっちも分かったんですか!?」イ「勘」「すんばらしい勘をお持ちで!!」→←「次は…シャルさん、『ら』で始まるものお願いします!」シャ「ライセンス」「私も早く欲しいです」シャ「ハッ君が?」「突然の毒舌何故に」
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名無しのもっけ - 面白かったです!(*^∀^*) (2020年10月3日 14時) (レス) id: 73b959674c (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - 面白いです、、、更新楽しみにしています!!! (2020年8月3日 9時) (レス) id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
カラスネコ(プロフ) - スズリーさん» 返信遅れてすみません…コメントありがとうございます!既にお知りのようですかツンデレ×フェイタンは最高ですよ(こそっ) (2019年2月1日 20時) (レス) id: df2e6b9420 (このIDを非表示/違反報告)
スズリー - ツンデレ良いですよね!私もフェイタン大好きです(*´∀`) (2019年1月3日 10時) (レス) id: d426f2b161 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - カラスネコさん» いえいえ、とても読んでて楽しいですよ!フェイのツンデレ部分とかは…ヤバイ。 (2018年7月14日 10時) (レス) id: 695d4f0a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カラスネコ | 作成日時:2017年2月3日 20時