「蜘蛛に貢献するために！予測不可能で波乱万丈な毎日を送っております！！」【フェイタン】

「次は…シャルさん、『ら』で始まるものお願いします！」シャ「ライセンス」「私も早く欲しいです」シャ「ハッ君が？」「突然の毒舌何故に」 ページ8

「ごちそうさまでしたっと」

デザートも食べ終わり、大満足の食事ができたので感謝も込めて合掌した。ちなみに私の為に今日は和食になったらしい、心遣いが非常に嬉しい！

約束のキルアの写真を見るべくキキョウさんの部屋に向かっている。キキョウさんの事だから膨大な量の写真があるだろうと考えると楽しみで楽しみでスキップしてしまう

「A」

「ぅわおぅ！？ゼノさん！」

廊下の角を曲がると、ゼノさんとぶつかりかけた。いや、ゼノさん絶対気づいてたでしょ、避けてくださいよ

「ほれ、行くぞ」

当然のようについて来いというゼノさん。…待てぃ！

「ちょ、私キキョウさんの部屋に行くんですけど」

「許可はもらったわい。写真はまた今度じゃ」

嘘でしょ！？私そのために夕食食べたんですけど！？

「詐欺だぁぁ、キルアァァ…！」

悲鳴に近い叫びをあげる私を片手で引きずるゼノさん。ああ、厄日だ



「で、なんですか。私の楽しみを邪魔してまで」

不機嫌なオーラを丸出しにしてソファにどさっと座る私。連れてこられたのはゼノさんの部屋で、イルミさんはソファの横に立っていた

「そんなに邪険にしなさんな。ちと未来についてな」

「ちょっと待ってください」

私ゼノさんとシルバさんにしか言ってないよね。イルミさんがいるんだけど、誰にも言うなって言ったけど！？

「イルとキキョウには話したぞ」

「もうこの人たち絶対信じない」

あれだけ、あれだけ忠告したのにっ！なんでだよ、自由人かよ、全員そうだよ

はぁぁぁぁ…と深いため息をつく

「聞きたいことって何ですか？未来の内容なら死んでも話しませんけど」

「え、じゃあ死ぬ？」

おもむろに針投げないで下さいイルミさん。ものの例えですよ！？

「お主、幻影旅団の所におるんじゃろ。なぜ未来を知ってることをあやつらには話さんのじゃ」

え、なんだそんな事？未来教えろって言われるのかと思った

イルミさんも「え、話してないの」って言ってる。そりゃ居候させてもらってる人たちには話してないのにゼノさんには話すって疑問だよね

「なんで、ん〜なんででしょうね。言うタイミングを逃してしまったっていうのもあるでしょうし…

まあ話すようなきっかけができれば話しますし、どっちみちいつかわかるじゃないですか」

あれ、きっかけが出来ればってフラグ建設しちゃったんじゃね？まあいっか

あははっと笑ってみればゼノさんも笑い、イルミさんには呆れられた

「君って能天気だね」

「誉め言葉です」

ため息をつかれた。幸せ逃げますよって言ったら針投げられた。解せぬ

「突然始まる番外へぇぇぇん！理由は蜘蛛の皆が最近登場してないからぁぁ！シズクもやっと登場！！」→←「今回はしりとりじゃないよ！分かる人にはわかる、スポーツ漫画のチャラ男の鼻歌を歌ってるよ！誰かわかるかな？」

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