「これで私の仕事は終わりださあフェイ存分にイチャイチャ「却下」ぇええ!?何故!?」フェ「まだ終わてないだろ」「ぅわあああああフェイがデレたぁあ!!」 ページ31
驚くほど順調に円が大きくなる。イメージ効果すげぇ、なんて思いながらもそろそろ限界が近い。維持したまま動くのはちょっときついかな
50、
60、
63___
「ッよし、見つけた!」
しかし、まずいかもしれない。場所は南西へ約64メートル先の路地裏。嫌な予感しかしない
足に凝をして近くの壁から壁へ飛び移り、目的の路地裏まで屋根の上を突っ走る。これなら効率的かつ時間短縮できるぞ
気配を察知した路地裏に近づいてきた。5階建て高さは約20メートルか…。顔ばれ防止用にパーカーを深くかぶって勢いのままに飛び降りた__
あっまってやっぱ怖いぃぃ!
「ッな、なんだこいつ!?」
「女が落ちてきやがった!」
「女ぁ!?」
「っあ〜びっくりした…」
ドサッ、と大きな音を立てて着地すると何人かの男が予想外の私の登場に戸惑っている。華麗に着地して静かに退散する計画がおじゃんになってしまったじゃないか。どうしてくれるんだ
パニック状態の男達を一瞥して更に奥に目を向ける。すると案の定、明らかに彼らとは違う男が息も絶え絶えに倒れていた。そいつが着ているスーツは既にボロボロではあるが誰が見てもこの場に相応しくないと言うだろう
嫌な予感的中だ。わぁ私の勘って素晴らしい
状況的にこの町に来たはいいが輩に目をつけられて襲われ多勢に無勢、抵抗も虚しく袋叩きってところか
「ねぇお兄さんたち。そいつに用があるんだ。悪いけど譲ってくれないかな」
なにも私は喧嘩好きじゃない。なるべく穏便に済ませたいからまずは頼んでみよう。下手に出ているうちに妥協してくれるとありがたい
なんて私の思いは全く届かなかったようだ
「は? なに言ってんの、こいつはオレらの獲物だけど?」
「こんな上物滅多にこねーぜ。当分遊べそうだ」
「ついでにあんたも売ってやろーか。きっと高値で売れるぜ」
お、それさんせー。とか言いながらジリジリと近寄ってくる三人__
「___やっぱ私短気なのかな…」
目先には無惨に転がる先ほどの輩三人組。……気絶させただけだ、ちょっと移動してちょっと顎とか鳩尾にガツンとしただけだ。決して私は短気ではない
さてと、こいつを運ばないとな
倒れているそいつに歩み寄り、確認のために乱れていた前髪を上にあげ、顔を覗き込む
「ぅ…だ、れだ」
ああ、起こしてしまった。成長こそしているがその顔は紛れもなく私の記憶にいるあいつだった。それだけ分かれば十分だ。あちらから私の顔は見えてないはず、さっさと運んでしまおう
影を開いてこいつを中に入れ、何もなかったようにフェイ達の処に向かった
「ほんとパクさんって神々しい。何が言いたいかってひたすらパクさんの魅力を再認識した回だった」→←「今週のサザエさんはぁ? 『ノブナガ、夢主にアドバイス』『夢主、苦手を克服』の二本です! ノブナガよりもフェイの出番を増やしてほしいと思う今日この頃!」
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名無しのもっけ - 面白かったです!(*^∀^*) (2020年10月3日 14時) (レス) id: 73b959674c (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - 面白いです、、、更新楽しみにしています!!! (2020年8月3日 9時) (レス) id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
カラスネコ(プロフ) - スズリーさん» 返信遅れてすみません…コメントありがとうございます!既にお知りのようですかツンデレ×フェイタンは最高ですよ(こそっ) (2019年2月1日 20時) (レス) id: df2e6b9420 (このIDを非表示/違反報告)
スズリー - ツンデレ良いですよね!私もフェイタン大好きです(*´∀`) (2019年1月3日 10時) (レス) id: d426f2b161 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - カラスネコさん» いえいえ、とても読んでて楽しいですよ!フェイのツンデレ部分とかは…ヤバイ。 (2018年7月14日 10時) (レス) id: 695d4f0a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カラスネコ | 作成日時:2017年2月3日 20時