「蜘蛛に貢献するために！予測不可能で波乱万丈な毎日を送っております！！」【フェイタン】

「くっそなんで旅団の皆はこんなに強いんだ…私だって常人よりは絶対に強いのに…シャルさんのSっぷりに殺意がわく」 ページ17

フェイと手をつないだ後ずっとニヤニヤしながらフェイの方を見つめていたら手を振り払われた。なぜ！ただほんの2時間ほど見つめてたまに笑いが漏れてただけなのに！

まあいい、フェイの貴重なデレが見れて手も繋げたんだ。これからはいつでも出来るであろう


なんやかんやで帰ってきたら皆から「おめでとう」と言われ、豪華な料理まで用意されていた。が、

「既に呑んでるじゃないすか！」

「オレは待っておけと言ったんだがな…」

そういうのは手に持ってる酒瓶を下ろしてから言いましょうか。てかそれもかなり度数高いでしょ、いいな、私も飲みたかった

羨ましげに見ているとサッと背中に隠された。ケチか、ケチクロロさんなのか

「まあ、主役だ、乾杯してこい」

別のコップを押し付けられた。話をそらしたな。グビッと一気してじーーっとクロロさんを見ること数十秒、ついに根負けしたクロロさんになみなみに酒注いでもらった。あざーーっす！

満足満足。一段高いところに乗って大きく息を吸って…


「蜘蛛にかんぱーい！」

「「かんぱーい！」」


「A！飲み比べやるぞ！」

「じゃあ負けたら罰ゲームでどうです？」

大量の酒を持って笑っているウボォーさん。甘いな、ウボォーさんもうかなり飲んでるでしょ。今なら勝てる

さきに潰れた方が負け。この時のシャルさんの顔を見てなかった私を後悔する



負けました、ハイ。しかも罰ゲームのためにわざわざ某ファストフード店まで来ましたよ

「スマイル下さい。テイクアウトで」

「えっ…すいません彼女いるんで、タイプじゃないし」

「あっはい。………じゃあハッピーセット、キ〇ィちゃんのやつで」

「えっ……ありがとうございました…」

渡された袋を持って虚しく外に出ると大爆笑の皆

シャルさんは動画まで撮ってやがる。どうせ消してって言っても無駄なんでしょ、分かってるよ


「ぎゃははは！あの店員ドン引きだったじゃねえか！」

「しかも気まずくなったうえにキ〇ィちゃんのハッピーセット…ははは！」

「これ考えたのあんた等でしょうが」

テンプレのような罰ゲーム発案しやがって…あんたらが入れ知恵しなかったらもっと軽かったかもしれないのに。主にシャルさん、絶対に仕返しする

「タイプじゃないてフラれたな」

「フェイまで…いいし私はフェイと両想いだったら満足なんですう！」

タックル気味に抱き着いたら微動だにせず支えてくれるフェイに惚れるわ。もう惚れてたわ

作「やばいやばい…！何がヤバいってすべてがやばい！ありがとうございましたぁぁああ！」→←「ほんとうにKYな神様だな、おい。地味に名前が私の誕生石なのもイラっとする」フェ「何の話か」「ううん何でもないフェイアイラブユー！！」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す