「しりとりぃ〜『す』で…フィンクスよろしくぅ〜」フィ「スフィンクス…ってこれオレに言わせてぇだけだろ」「さすが、期待を裏切らないね！」 ページ11
ＮＯside
「暇だな…」
「そうだな…」
最初に言葉を発したのはフィンクスでそれにノブナガが同調した。いつも遊び(修行)相手をしているAが居ないからだろう
一年がたち、Aがいないアジトに違和感を感じるほどAは蜘蛛に馴染んでいたのだ
フェイタンも読書に集中できないらしく諦めて本を閉じ横に置いてしまった
違和感を通り越してイライラしているフェイタンだった
フィンクスさえも頼むから早く帰ってこい…と思い始めたころだった
フェイタンの携帯が鳴った。おそらくAだろう、ポケットから出した携帯を耳に当てた
「…Aか」
『残念だけどAじゃないよ』
空気がピンと張り詰めた。聞こえてきたのは男の声だった
「お前誰か。これAの携帯よ」
「え、Aじゃねえのか？」
周りのもAだと思っていたらしく、フェイタンは黙ってスピーカーボタンを押した
『Aなら隣で寝てるよ。君フェイタン？』
「お前イルミか」
クロロが気付いたように声を上げる
『クロロもいるならいっか。オレAを嫁にするけど問題ないよね』
「なに言てるか。駄目に決まてるよ」
間髪入れず声を荒げたのはフェイタンだった。周りの奴も目を丸くしている
『ふーん、じゃあ奪いに来なよ。会えるの楽しみにしてるよ』
「二度とかけてくるな」
ブチィッと効果音がしそうな勢いで通話をカットしたフェイタン。相当キレているようだ
部屋が再び静まり返り、フェイタンの怒りだけがうるさい程に伝わった
「あのさぁ…」
シズクが手を上げて発言し、沈黙を破る
「フェイタンってAの事好きなの？」
今度は全員がフェイタンに注目する。何か反論しようと口を開けたが諦めたようにため息をつくフェイタン
「……ああ。好きよ」
初めてフェイタンが認めた。Aが好きだと
「おめえ…分かってたのか」
フェイタンがAを好きなのは大半が分かっていたがフェイタン自身が気付いていないだろうと考えていたのだ。まさか気づいているとは思わなかった
観念したようにドサッと瓦礫に座り平然と話し始めた
「あいつに惚れたのは早かたと思うよ。気づかないふりしてたね
わたしもAも犯罪者。こんな感情迷惑なだけね。だから言わないつもりだたよ
でも気が変わた。あんな奴にとられるなら行てやるよ」
いつもの意地悪い笑顔でそう言って立ち上がり、部屋から出て行った
「いやぁはっはっは！あいつら青春してんな！」
「ノブナガ、おっさんくさい」
それをほほえましく見送ったクロロ達だった
「何なんだろうね、イルミさんとかクロロさんと話してると突然訪れるこの時間差とか温度差って」→←「イルミさんなんてことしてくれちゃってんですかぁぁ！？なんでパスワードどっちも分かったんですか！？」イ「勘」「すんばらしい勘をお持ちで！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 357人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無しのもっけ - 面白かったです！(*^∀^*) (2020年10月3日 14時) (
レス) id: 73b959674c (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - 面白いです、、、更新楽しみにしています！！！ (2020年8月3日 9時) (レス) id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
カラスネコ(プロフ) - スズリーさん» 返信遅れてすみません…コメントありがとうございます！既にお知りのようですかツンデレ×フェイタンは最高ですよ(こそっ) (2019年2月1日 20時) (レス) id: df2e6b9420 (このIDを非表示/違反報告)
スズリー - ツンデレ良いですよね！私もフェイタン大好きです(*´∀｀) (2019年1月3日 10時) (レス) id: d426f2b161 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - カラスネコさん» いえいえ、とても読んでて楽しいですよ！フェイのツンデレ部分とかは…ヤバイ。 (2018年7月14日 10時) (レス) id: 695d4f0a8a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カラスネコ | 作成日時：2017年2月3日 20時
