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出来事。(※) ページ5

※ほんとに少しですが注意




『…何の為に連れてきた』

ぎっと男共を睨むと、男共はこちらをニヤニヤとしつつ俺を見詰めた。

「まぁ詳しい事は良いんじゃねぇ?」

「さっさとしようぜ!!」

カラカラと笑う男共。寒気すらするその笑い声に、縛られた俺はただ黙って睨むしか無かった。

「そうだな、速くしねぇと駄目だな!!」

にぃ、と笑った男を見ると、そっと頬を撫でられ乱暴に服を掴まれ_

「触んなぁ!!!」

びくり、と男共が微かに動いた。

この声は。

『…仍、』

震えた声で彼の名を呼ぶと、仍は見たことの無い様な表情を浮かべた。

悲しそうな、嫉妬に狂ったような瞳を。

仍「…A君に触んなぁ…!!」

乱暴に鉄の棒を掴んだ仍は男共にその鉄を向け、振り掛かろうとした。


喧嘩なんてしたことないのかサッ、と男共の顔が青ざめる。

「逃げろ!!はやく逃げろー!!」

背を向け走っていった男共を見ると、仍は此方を向きにっ、と笑った。

仍「大丈夫かぁー?」

『…だい、じょぶだ…』

震えた声でそう言うと、“無理すんなよ!”と言った仍は男共のナイフで軽く切れた俺の頬を撫でた。

仍「ほら、飯の時間終わっちゃったぞぉー?」

授業遅れる、と走っていった仍
の隣に並ぶと、仍が何か呟いた様な気がした。

『?』
仍「いやぁ、なんでもねぇぞー!!」

にぱ、と笑ってみせた仍に安心感を得ると、俺はそのまま学校へと走っていった。







「……誰も触れられねぇようにしねぇと」

これは偶然→←昼食



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設定タグ:BL , 男主 , ヤンデレ   
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
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もちもふ - ずんだもちさん» 私更新遅いんですよね…(¨;)読者を飽きさせないようにしなくては(笑)。 (2019年1月20日 21時) (レス) id: d1705ba15c (このIDを非表示/違反報告)
ずんだもち - もちもふさん» あっ明日…?そうですね!休息も大事ですよね!(汗) (2019年1月13日 18時) (レス) id: 211ff3931e (このIDを非表示/違反報告)
もちもふ - ずんだもちさん» ありがとうございます…!!お言葉感激です、更新頑張ります!!明日こそ…!! (2019年1月8日 23時) (レス) id: a5b6d4a8f0 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだもち - 犬系ヤンデレ良いですね…。無理しないで更新頑張ってください! (2019年1月8日 22時) (レス) id: 211ff3931e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちもふ | 作成日時:2018年11月16日 23時

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