うさぎと私【うらみちお兄さん】【兎原】 (ページ9)

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8話ページ9

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「つかれた」

お風呂から上がった私は今洗面台の前で目のクマを消すって話題のクリームを塗ってぼーっとしてた。

…？あ、髪の毛乾かさないと、

下から2番目の棚からドライヤーを取り出してタオルと手ぐしとドライヤーの温風で髪をわしゃわしゃ乾かしていく。この時間、好きじゃない。

私美容なんて気使ってないし！

なんでも自然乾燥でしょうが！！！！

馬鹿みたいなこと考えてたら元気でてきた！冷凍肉まん食べてから寝よかなーー！！

髪を乾かし終えた私はクリームをふき取って冷蔵庫の前へルンルンで向かう。

。。はぁーーなんでこんな時に着信が来るわけ？深夜だけど、やめてもら……

兎原？

「もしもし、」

〈「Aちゃん！夜遅くにごめん。さっきの告白の話なんだけど」〉

「あっ、いや！わ、忘れて…？」

〈「むり。」〉

「え、なんで？」

〈「俺も、Aちゃんのこと好きだから。」〉

「はぁ？」

〈「えっ？！そんな反応が来るなんて思ってなかった」〉

「ぁ、いやごめん…なんか…びっくり、しちゃって」

〈「えっ、泣かないで？！ごめん、ごめんね」〉

「ふへ、兎原ぁ大丈夫だよ。もちろん私も兎原の事好き、大好き！」

〈「じゃあ俺と付き合って…くれませんか…」〉

「なんか初々しいね、かわいい！…うん、もちろん」

そのあと、時間も時間だから他愛もない話して切った。

なんか、恥ずかしいなぁ…恋愛初めてじゃないのに

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