うさぎと私【うらみちお兄さん】【兎原】 (ページ6)

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5話ページ6

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「本番、5秒前！4.3.」

「みんな〜！うらみちお兄さんだよ〜〜〜！
こんにちは〜！今日も楽しい体操始めるよ〜〜！！！」

「みんなうらちちお兄さんとAお姉さんのとこに集まれ〜！そう！滞りなく集まるんだよ〜！はい、そこの子も！
よし偉いっ！」

「…はいっ！今日もママンとトゥギャザーはっじまるよ〜！！」

「うらみちおにいさん、なんかはなごえ？」

「これは社会の荒波に揉まれすぎた者の末路！通常イベだよ〜！だから大丈夫！元気！

Aお姉さんはどうかなぁ？」

「わ〜？私もなんとなく元気ぃ〜！」

「なんとなくなの？」

「うん。なんとなく元気。あなたも元気？」

「あたしはりつこ！うん！あたしもなんとなくげんき！おねえさんといっしょ！」

「クゥ〜…りつこちゃん、、りつこちゃんはお姉さんみたいにならないようにしてね…そのままでいてね…」

「なんでぇ？」

そんなこんなで2回の収録も終わり、私はさっさと家に帰りたくてたまんない。もう、泣きそう。

どうしよーー。

「おい。A」

「熊谷ぃ…なんだい！」

「この後、空いてるか？兎原と裏道さんと飲みに行くんだけど。」

えー。帰りて〜。でも兎原いるしな…ウ゛ゥ゛

「ｩ゛ｩ゛行くｩ゛……！！！」

「わかった。」

ほんと、淡々としてるな〜〜。

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