うさぎと私【うらみちお兄さん】【兎原】

11話 ページ12

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私はシウマイ弁当をかんっっっぺきに完食し幸せいっぱいの気持ちでニンマリしていた。


シウマイ弁当と私の王国を邪魔してきたのがコイツ、労働。お金のためだ仕方がない！準備して労働労働労働！！！がんばる。兎原に会えるし。



そうだ…兎原と付き合ったんだ…

あ゛ーーー！！なんか仕事できないかもごめんなさい先輩！ごめんなさいうたのちゃん！ごめんなさいダガー！あと熊谷

いや、やりますよ。ちゃんと！




てか化粧しなきゃ。


てってけてれれれてってって〜てれれれてれれれてってって〜♪(某180秒クッキングBGM)

30秒でわかる♪ Aの体操のお姉さんメイク♪

そんな陽気じゃない！！こっちはガチなんだよ…
体操のお姉さんはなぁ！！！元気に！明るく！お子さんからも！そのお父さまお母さまからも好かれる！良い人間でないといけないッ…

ううっ、労働を舐めるな！子供向け番組を舐めるなァァ！！！MHKは早く私みたいな人をクビにしたほうがいいと思う。



まぁ、とりあえず！コンシーラーです。この目の下の厄介なクマをぶち殺ッ……じゃなくて消していきまーす！

その上に粉を叩きクマと戦った痕跡を消していきま〜す！

オレンジと桃色が混ざったみたいな…何？わかんない色のチークで血色を出して、その色に似たリップ(うたのちゃんからもらった！うれしい！)をカサカサの悲しい唇に塗りたくります♪

これで完成。Aお姉さんです。



ほぉら！誰でも私になれちゃうぞ〜？☆




このテンションだるくね？一旦お茶を飲め私






ふぅ……落ち着いた。

てか廊下賑やかになってきたなぁ…そろそろ来る頃かな！兎原！






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