撮影開始!! ページ9
ピンポーン。
無機質な音を聞いてシルクくんがインターホンに駆け寄った。誰か来たみたい。
シ「じゃあ、演技スタート。」
パチン、と指を鳴らしてカメラにアピールした。
?「おじゃましまーす、…?誰?この子」
知らない人が入ってきた。大きな体をしていてちょっと怖いなと思ったけど、口調も目も優しさがあってなんか安心した。
貴「ぱ、、ぱぱ」
声を震わせて、小さくそう呟いてマサイの裾をぎゅっと掴んだ。そしたらマサイが大丈夫だよって頭を撫でた。やべーな、演技すげーな。
?「え!?パパ!?え!?!?なに!?」
そんなふうに騒いでいるとまた別の人が来た。
同じような反応をして驚いている。
誰かが驚くごとにマサイの背中に隠れる。
うん、完璧に人見知りな子どもだ。
シ「とりあえず紹介するな、怖がってるし」
貴「し、シルクお兄ちゃん…」
マ「大丈夫だよA。おいで」
貴「うん、ぱぱ」
と、そんなやり取りをしながらマサイの膝のところに座って服を掴ませてもらった。
シ「このでけーのがンダホ。んで細いのがぺけたん、こっちのがモトキ、メガネがダーマ。帽子かぶってんのがザカオ。わかった?」
貴「うん、わかったよシルクお兄ちゃん」
シ「うん、じゃあ久しぶりに集まってもらってこんな風になっちゃって、悪いとは思ってるんだけどマサイが、4年前?に彼女をね、妊娠させちゃって、この子が生まれたんだよね。それをずっとマサイが黙ってたんだよ。」
ン「うん、それは別にいいでしょ?ちょっと黙ってたのが寂しい気がするけど」
モ「隠し子ってこと?名前は?」
マ「言える?」
貴「うん!Aってゆーの!!よろしくおねがいします!!」
ぺ「元気よく言えました!で、なにか話し合うの?」
マ「この子を養わなければならなくなって。」
ザ「え?奥さんは?」
マ「実は籍は入れてないんだよね」
ダ「は?じゃあ産むだけ産ませて責任とってねーの?」
マ「そういうことになるね」
なんだかぱぱがすごい悪い人に見えてきた
貴「ねー、ぱぱーお外行きたいよー」
マ「ちょっと待っててね?」
シ「まあ、その奥さんはほかの人ともう結婚前提に付き合い始めてて、この子はマサイで育ててくれって連れてきたんだよ、昨日。」
ン「昨日!!?…なんで話してくれなかったの?マサイはさ」
マ「話せるわけねーだろ、彼女孕ました、なんてさ」
モ「それでも俺らは話して欲しかったよ?」
これ収集はちゃんとつくのかな?
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DNA(プロフ) - ハヤテさん» コメントありがとうございます。返信が大変遅くなりすみませんでした!!楽しんで頂けたようで幸いです。今までありがとうございました! (2020年3月1日 0時) (レス) id: 96955e5501 (このIDを非表示/違反報告)
DNA(プロフ) - 柚さん» コメントありがとうございます!返信が大変遅くなりすみませんでした。続きは書きません、2人の子育ては皆様のご想像にお任せします笑今まで楽しみに読んで頂きありがとうございました! (2020年3月1日 0時) (レス) id: 96955e5501 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 番外編楽しみにしてます!無理しない程度に頑張ってください! (2019年3月31日 19時) (レス) id: 2fb5b32da8 (このIDを非表示/違反報告)
柚 - このつづきが早く見たいです! (2018年8月2日 16時) (レス) id: 930a314370 (このIDを非表示/違反報告)
DNA(プロフ) - ('ω')さん» 読んで下さってありがとうございました!リクエスト書いてみますが、うまく書けるか自信がありません、期待せず待っていてください!笑 (2017年8月19日 19時) (レス) id: f69dbc9120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:DNA | 作成日時:2017年5月14日 22時