久しぶりの俺side ページ35
side change
んー、いいね、友達が幸せになるって。
結婚とか、あんのかな…。
まだ気が早いか…笑
でも、2人ならきっと、やって行けるんじゃねーかなって思うから、そしたらみんなで全力でお祝いする
あ、そーだ、2人にはこのきっかけとなったヤツにも挨拶に行ってもらおう。
でも、あいつがどこにいるかわかんねーや。家呼ぼ
シ「ちょっと、電話してくるからそこら辺座っててー」
マ「俺ら帰るよ?」
シ「んーん、そこに居てー」
ばたん、とドアを閉めて携帯に電話する。
2コール目で繋がって、もしもし、と凛とした声が聞こえた。
シ「よー、俺シルクだけどさー、今から家これない?」
『構わないわ、どうかしたの?』
シ「ちょっとね、家わかる?」
『問題無いわ、すぐ行くね』
俺あいつに家教えたっけ、とかちょっと思ったけど怖いから無視することにした。
二人のところに戻って、少し駄弁っていると、ピンポーンという音が聞こえた。
はーい、と出るとあいつがいた。鍵開けたよー、と声をかけるとおじゃましまーす、と声が聞こえた。
はいはい、と部屋に通して、2人に言い放つ。
シ「こちら、Aちゃんとマサイと中学の時に同じクラスだった子で、今回Aちゃんが小さくなったきっかけの人」
貴「え、と…」
マ「あー、あー…中3の同じクラスの女の子で俺が仲良かった…あー」
マサイはピンときたように、唸った。
貴「あの、小さくしてくださって、ありがとうございました…!!」
「え、ん?シルクくん説明、ねえ、詳しく説明しろ!!どうなったの!?」
口調を崩して俺に説明を求めた。
だから、かくしかしてやった。
「おめでとう、ありがとう、うん、本当にありがとう、良かったね、マサイくん…中学の頃からだもんね、うん」
貴「私、小さくしてもらえなかったら、マサイと再会できなくて、中学の時の気持ちにも気づけなかったと思うから、だから、ありがとう」
シ「中学の時の気持ち…?」
「え、え、もしかして、もしかして!!」
ぴょんぴょんとはねて興奮をみせるきっかけの子より、衝撃的な一言に俺らは固まった。
でも、きっと、思いついた答えは正解だから、中学の時の気持ちについては、マサイと2人きりの時の話題として取っておいてもいいだろう、とその子にも言っておいた。
「はぁー、ほんとに良かった!!2人ともありがとう!!これでみんなも安心できるよー」
確かにな、とクラスメイトだったヤツらの苦労を思った。
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DNA(プロフ) - ハヤテさん» コメントありがとうございます。返信が大変遅くなりすみませんでした!!楽しんで頂けたようで幸いです。今までありがとうございました! (2020年3月1日 0時) (レス) id: 96955e5501 (このIDを非表示/違反報告)
DNA(プロフ) - 柚さん» コメントありがとうございます!返信が大変遅くなりすみませんでした。続きは書きません、2人の子育ては皆様のご想像にお任せします笑今まで楽しみに読んで頂きありがとうございました! (2020年3月1日 0時) (レス) id: 96955e5501 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 番外編楽しみにしてます!無理しない程度に頑張ってください! (2019年3月31日 19時) (レス) id: 2fb5b32da8 (このIDを非表示/違反報告)
柚 - このつづきが早く見たいです! (2018年8月2日 16時) (レス) id: 930a314370 (このIDを非表示/違反報告)
DNA(プロフ) - ('ω')さん» 読んで下さってありがとうございました!リクエスト書いてみますが、うまく書けるか自信がありません、期待せず待っていてください!笑 (2017年8月19日 19時) (レス) id: f69dbc9120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:DNA | 作成日時:2017年5月14日 22時