発覚、夜の事件。 ページ4
とりあえず、今日はもう夜遅いので、そのまま寝ることになった。
と、いうより私の体は5歳児なので夜九時を回れば眠たくて仕方が無い。
それに気づいたのかシルクさんがマサイさんに伝えてくれて先に寝させてもらうことに。
慣れない小さな体で一生懸命歩いてマサイさんの布団で寝かせてもらう。
幸いにも私はショートスリーパー。マサイさんが寝る頃には起きている、はず。
まあ、ショートスリーパーって言っても体は5歳児。普段の睡眠時間より長くなるとは見積もってる。
今9時だから、3時間後には起きるかな…。うん、12時か。
とりま、おやすみなさーい。
12時5分前。
目覚めのいい夜だ。
起きた瞬間から頭が冴え渡ってるってなかなか無いよね。ていうか、無いよね、そんなこと。
とりあえず、リビングに行くかな。マサイさんたちまだ飲んでるかな…
しーん。たぶん漫画とかで表現するならそんな感じ。
電気はついてるけど音は何一つ聞こえなかった。
マサイさんとシルクさんはリビングで飲み潰れたのか顔を真っ赤にして寝ていた。
ビールの匂いと空き缶がすごい量だ。
貴「…片付けよ」
ビニール袋を片手にぽいぽいととりあえず空き缶を集める。それを水で洗って潰してゴミ袋にぽいした。
摘みとかのお皿を流しに置いて机を綺麗にする。
その後諸々の洗い物を片付けて、すやすやと寝ている2人に、マサイさんは床に寝ていたので布団を持ってきてそこに、シルクさんはソファの上にいたので毛布をかける。
うん、これなら風邪も引かないでしょ。
それら全てをやって気がついた。
あれ、これって5歳児の体じゃできなくない?
そう思った私は洗面所に駆け込んだ。
鏡に映るのは、22歳。実年齢に伴った体をした上月Aだった。
貴「わぁぁ!?も、戻ってる!!なんで!!?!??いつの間に…」
鏡と自分の肌を交互に見てペタペタと触ってたらリビングの方で物音がした。
やば、起こしちゃったかな…。
そっと、リビングを見るとシルクさんが目を擦りながらあくびをしていた。
貴「し、シルクさ、ん」
シ「んぁ?…誰?」
貴「上月ですよ!上月A!!」
シ「おおおお!??!??俺が知ってるAちゃんはもっとちいせぇぞ!??」
シルクさんが大きな声を出してそう言うと、マサイさんがんん、と不機嫌そうな声を出して目を覚ました。
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DNA(プロフ) - ハヤテさん» コメントありがとうございます。返信が大変遅くなりすみませんでした!!楽しんで頂けたようで幸いです。今までありがとうございました! (2020年3月1日 0時) (レス) id: 96955e5501 (このIDを非表示/違反報告)
DNA(プロフ) - 柚さん» コメントありがとうございます!返信が大変遅くなりすみませんでした。続きは書きません、2人の子育ては皆様のご想像にお任せします笑今まで楽しみに読んで頂きありがとうございました! (2020年3月1日 0時) (レス) id: 96955e5501 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 番外編楽しみにしてます!無理しない程度に頑張ってください! (2019年3月31日 19時) (レス) id: 2fb5b32da8 (このIDを非表示/違反報告)
柚 - このつづきが早く見たいです! (2018年8月2日 16時) (レス) id: 930a314370 (このIDを非表示/違反報告)
DNA(プロフ) - ('ω')さん» 読んで下さってありがとうございました!リクエスト書いてみますが、うまく書けるか自信がありません、期待せず待っていてください!笑 (2017年8月19日 19時) (レス) id: f69dbc9120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:DNA | 作成日時:2017年5月14日 22時