[Fischer's]家に来た小さいヤツ【マサイ】

あれ、アスレチック行くってことは服買いに行けなくね ページ15

貴｢おはよ、マサイ｣

テーブルにサンドイッチを運びながらマサイに声をかける

マ｢おう、おはよう。今日も美味しそうだな｣

貴｢そう？ありがとう｣

今日のメニューは卵のサンドイッチとトマトのサンドイッチだ。
ちなみに私は卵料理が大好きです。

貴｢あ、そうだ。今日アスレチックに行くんでしょ？帰り何時頃になる？｣

シ｢夕方かな〜、16:00頃じゃない？｣

貴｢そっか、そっか。気をつけていってきてね｣

と、いうことは服はまた今度ですね。
今日の服はンダホくんのふざけTを着させてもらってる。まあワンピースのサイズですよね、大きいです。

マ｢お昼どうする？コンビニで買ってこようか？｣

貴｢んー、台所借りてもいい？笑｣

自炊した方が節約に繋がるはずだからね。

貴｢そういえばマサイ。冷蔵庫にチーズが無かったけど、もしかして嫌い？｣

マ｢だいっきらい！！｣

貴｢そんなに笑
じゃあご飯に出さないように気をつけるね｣

好き嫌いがない方がいいと思うけど、無理にご飯食べてもらうことはないでしょ？まあ気が向いたら料理に混ぜてみたりもするかもだけど。

シ(なんだ、この新婚感。俺空気じゃん)

マ｢ごちそうさま！美味しかったよ。
髪セットしてくるね｣

貴｢お粗末様、そのままでいいよ持ってくから。
髪セットしてきてー｣

マ｢ありがとー｣

ジャーっと水出してつける。
今日は1人か。まだここにきて3日なのに自分の生活の一部になっているマサイを感じる。

貴｢でも、なーんか初めましてじゃない気が、するんだよね〜｣

シ｢ほー？初めましてじゃない？｣

貴｢うん、するっとひとり言に混ざらないでくれるかな？シルクくん｣

モグモグとサンドイッチを食べながらシルクくんに向き合う。

シ｢それでどっかで見た気がすんの？YouTubeとかじゃなくて｣

貴｢YouTubeっていつからやってる？｣

シ｢んー、動画上げ始めたのは四年前かな｣

貴｢高校卒業後くらい？｣

シ｢そーだね、なんか引っかかるの？｣

貴｢んとね、もっと昔な気がするの｣

シ｢と、言うと学生時代ってことか｣

貴｢それくらいだねー、っとシルクくん時間大丈夫？｣

シ｢へ、あら、やばいやばい｣

マ｢シルク、もう行けるよー｣

シ｢おう！じゃ行くか！｣

貴｢行ってらっしゃい、怪我しないでね｣

マ｢うん、行ってくるね｣

ぽんぽんと、また頭を撫でてマサイは出ていった。

頭撫でるの好きなんですかね

シ(うん、安定の新婚感！)

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