【ONEPIECE】王の再来 Part２ (ページ23)

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ガープから覇気にも近いな圧が溢れる

改めて海軍の英雄の大きさを

後ろの海兵たちは感じていた

貴「まだまだ現役だなぁ」

ガ「若い奴らにゃ負けんぞ」

俺がサーベルに覇気を纏ったのを見て

ガープも自身の拳に覇気を纏う

波が揺れて、風がふきぬける

互いのタイミングで動き出したのはほぼ同時

サーベルと拳は触れること無く空中で動きが止まり

空気を揺らす程の衝撃が辺り一帯を襲った

それはまるで覇王色同士のぶつかり合い

衝撃により甲板の床が剥がれ始める

後ろに控えていた海兵たちが耐えれず膝を着いていく

しかし、ガープと対峙するその男は倒れない

ガ「貴様、何者じゃッ！！」

貴「さぁ、誰だろうな」

互いの覇気が弾かれる

ガープは歳を感じさせないスピードで次の攻撃を繰り出し

その拳は深く甲板にめり込む

貴「さすがにこの体でお前の攻撃受けたら
　死んじまいそうだなぁ」

ガ「殺すようなバカはせんよ」

ガープの拳を避けた男は甲板の手すりの上に立っていた

その顔はまだ笑顔だ

貴「さて、仲間も待たせている
　そろそろ終わらせようか」

男が甲板の上で身を低くして構える

覇気にも似たピリッとした空気が辺りを漂う

その空気に思わず顔をしかめるガープ

貴「〝神避〟」

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