【ONEPIECE】王の再来 Part２ (ページ21)

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貴「この姿では初めましてだな」

ガ「その姿も何も、お前さんとは今日初めて会ったわい」

貴「まぁ、そういうことでいい」

船に上がり込んできたその男

海賊、レーテ・Ｄ・Aは腰に差したサーベルを抜いた

貴「遊ぼうぜぇ、ガープ」

ガープは目の前の男に違和感を覚えた

親のことは知っていようが、この男とは初めて会った

なのに何故か初めて会った気がしない

とても懐かしい

親しい友に会ったような・・・

青「ガープさんが出なくても、俺がやろうか」

貴「お前に用はないんだがな
　お前倒せばガープ出てくるんならいいぞ」

海軍大将を恐れる様子を見せないその男

動揺する海兵を他所に

我先にと甲板に氷が貼った

青「・・・口程にも無い」

四皇と呼ばれる海賊たちでさえ

この不意打ちの攻撃を避けるのは至難の業

ましてや名を挙げたばかりのルーキーには・・・

貴「夏島で役立ちそうな能力だな
　だがこんなにして船動くのか？」

避けることなど、出来ないはずだったのに

そこに、凍っていない男は立っていた

貴「今日は天気が良くて日差しが暖かい
　気温の変化によく気づける」

その男は、大将が能力を使った直後に

１秒にも満たない時間の中で気温の変化を肌で感じて攻撃を避けたのだ

そのような技をこの世でできるのは何名と居ないか

貴「で、まだやるのか？」

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