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潰れている店に用はない
大人しく中心街に戻ろうとした時
「・・・ッ！」
ふと、気配を感じた
敵の気配とかそんなものでは無い
強者と懐かしい気配
「これは・・・」
俺は気配を辿る
潰れた店の間を進みたどり着いたのは・・・
「ここは・・・店か？」
周りのと似た古びた建物
一見、人が住んでいるようには見えないが
確かにこの中から気配はしている
ギィ･･･
建物の扉を押してみると
さびた金具が音を鳴らした
店の中は外見ほど古びてはいなかった
椅子とテーブルが数組
カウンターに並ぶ少し高めの椅子
どうやら元は食事のできる店だったようだ
「この様子じゃ、飯なんて食えたもんじゃねぇがな」
机に向かってふっと息を吹きかければ
それだけで白い埃が宙を舞う
「・・・いらっしゃい」
当然聞こえたその声
バッと声のした方を向けば
海のように青く瞳と目が合った
「・・・ウーゴ？」
光の具合で銀色にも見える白く短い髪
深い海のように青く透き通る瞳
ただ立っているだけなのに感じられる気品
「あら、よく知っているわね
お仲間さんに聞いたのかしら？」
フッと目を細めて笑う顔を
俺は見た事があった
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いぬゐ(プロフ) - あさん» 何とっ！？申し訳ありませんでしたすぐ修正します<(_ _)>ご指摘ありがとうございます。 (2020年6月9日 19時) (
レス) id: 1af454ac66 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 14 刺激のある旅が刺激のある度に (2020年6月8日 20時) (レス) id: 760b830e71 (このIDを非表示/違反報告)
ひろおに(プロフ) - 面白いです！！私的には速く原作と絡んでほしいです！ (2020年2月8日 16時) (レス) id: 5598ff3e7d (このIDを非表示/違反報告)
麦茶屋(プロフ) - いぬゐさん» 楽しみですがいぬゐさんにとって無理のない速度で書いてくださいね！ (2019年11月24日 15時) (レス) id: 9993821e7d (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - すごく面白いです！続きをぉぉぉぉぉ！お恵みをぉぉぉぉぉ！ (2019年11月24日 13時) (レス) id: 524ee6d04b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いぬゐ | 作成日時：2019年9月22日 21時
