, 魔法のランプ ' (ページ29)

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xxix ページ29

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...なぜだろう。

なぜ私はここに？

あの菅田将暉のお部屋に、？

俳優兼アーティストの菅田将暉のお部屋に？？？

『...あの、やっぱり、』

「何も気にせんでええんやで」

「倫也さんらももうそろ来るって言うてたし」

「そうだよ。Aちゃん。僕らは大歓迎ですから。」

漫画を読みながら答える菅田将暉と

同じく漫画を読みながら優しすぎる笑みを浮かべる松坂桃李

と私。

どーよ！？！なにこれ。ある種の暴力だよ！！

おい～～、遥亮～、

先輩宅に幼馴染を招待するってどういう神経なの？

しかもまだ来てないって何でなの？

何で３人きりにするの？？

と困り果てているのを察したのか

「あ、これ読む？」

「女の子やったら恋愛モノとかの方がいいんやろうけど、俺持ってないからなぁ」

「ごめんね」

「なんか気になるやつあったら好きに読んでていいからね」

漫画やら小説やらが並べられた本棚を指してそう言ってくれる菅田将暉。

テレビの中の人すぎてさんを付けるのも忘れそう、

もうなんか精神的に幸せ過ぎてストレス。

じっとしてるのもきついから、適当に漫画を借りて読んでみる

「あっ！それ凄い面白いよ。」

「そいつが後々...ってこれ言っちゃダメなやつですね。(笑)」

「桃李くん何してんすか、(笑)」

「Aちゃん読んでるんやから邪魔したらだめでしょ」

「はい、すんません、(笑)」

そんなラジオ番組みたいな会話が繰り広げられて

笑いが零れる

優しくて面白い人達だなぁ、素敵すぎる。。

トップコート素晴らしすぎませんか、..

ピンポーンー

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〆