Ep.67 ページ18
｢本当に君たちはお似合いだな。君と結婚なんかしなくてよかった、と今なら心底思うよ、セレート｣
｢はっ、私がヴォルデモートに着いていた世界戦でもあんたとは結婚してないけどね｣
そう言って睨み合うドラコと母にシリウスはため息をついて、2人の間に割って入るとドラコを顎でしゃくった
｢で、救う方法って？｣
｢どこにいるかは分からないが、移動手段は持っていた、という意味だ。ポッターのオフィスに行くぞ。あいつもいた方が説明は手っ取り早い｣
ドラコはそう言うとシリウスと母を避けて先に歩き出し、母はしばしドラコを睨んでいたが、シリウスに手を引かれたことで嫌そうに歩き出した
大人になっても未だにいがみ合う関係性はシリウスと似たようなもので、本当にこの2人の根っこの部分が違って良かったとシリウスは心底思うのだった
でなければ、きっとドラコと母は両親の意向に従って結婚していただろうし、なんだかんだ自分たちのように上手くいってしまっていた可能性だってあったのだから
＊
時を超えて、ゴドリックの谷にいるアルバスたちは途方に暮れていた
｢僕のお祖父さんとお祖母さんに教える…？｣
『過去の人間に会うなんて馬鹿な真似やめて』
｢それに、息子が育つのを見届けられないだろうって教えるのか？｣
アルバスの提案にAは首を振りながらスコーピウスは眉を寄せながら言った
｢ダンブルドアだ。ダンブルドアはまだ生きている。あの人を巻き込もう。君たちがスネイプと一緒にやった事をやろう｣
｢君の父さんが生き残るって、ダンブルドアに知られてしまう危険を冒すのか？ハリーには子供がいるって？｣
2つ目のアルバスの提案もスコーピウスとAは全く賛成できなかった
｢だってダンブルドアだもの！何があっても対処できるよ！｣
『アルバス、ダンブルドアに関しては何百冊も本がある。でも紛れもない真実は、彼がしたことを、実際にする必要があるのよ。スネイプに助けを求めたのは、私たちが別の現実にいたから。過去の人物に助けを求めちゃ、私たちが知ってる現実は起こりえない。絶対に』
｢それじゃ、僕たちは……未来に教えてあげないといけない。父さんに伝言を送るんだ｣
2人に否定されたアルバスは自信なく言った
｢でも僕たちには、タイムトラベルできるふくろうはいない。それに、君の父さんはタイムターナーを持っていない｣
スコーピウスが言う
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マシュマロ - とても面白くて読んでいてとても (10月22日 2時) (
レス) @page36 id: c1ecb663ab (このIDを非表示/違反報告)
サンマ(プロフ) - ユズナさん» ユズナさん、いつもコメントありがとうございます！すごく励みになります！シリウスは家族に激甘なので、すぐ丸め込まれてくれるイメージですw (7月3日 21時) (レス) id: e98e7ad213 (このIDを非表示/違反報告)
ユズナ - また書いて下さる時を楽しみにしています！すっかりこの小説にハマりましたwスネイプ先生、かっこよすぎ！シリウスが丸め込まれてるの見てて面白かったですww (7月2日 23時) (レス) @page2 id: d0e30b129b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンマ | 作成日時：2023年6月26日 12時
