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37話:信介も十分凄いよ ページ38

「ほんなら、おにぎり宮行こや。もうすぐ試合やろ」


『うん』


そう言って2人はおにぎり宮へと向かった


「美南、関西弁抜けてきたな」


『そう!時々、黒尾からエセ関西弁言われるんが腹立つ』


美南がそう言うと北は笑った


おにぎり宮に入ると、複数人客がいた


「北さん、黒崎さん、いらっしゃい。試合、もうすぐですよ」


治がそう言いながら2人をテレビ前に案内し、自身も隣へ座る


『やっぱり実際に見たかったなぁ』


「職権乱用ってやつですやん」


治が笑いながら言った


『でも、みんなで見た方が楽しいし、顔も出せんかったしな』


美南がそう言っていると、選手たちが紹介され始めた


「あ!おばちゃん、見て!こいつが俺の後輩や!」


侑が映ると、北は指を指しながら言った


「あらー!ほんまに治ちゃんと同じ男前やわー」


「せやろ」


北はおばちゃんを振り向いて言った


「あ!アランくんや!」


治が言った時、店のドアが開いた


「おいーす」


入口を振り向けば、そこには元チームメイト達がいた


「遅いですよー!もう試合始まってまいますよ!」


「すまんて」


治の言葉に大耳が言った


「おぉ!黒崎!久しぶりやな!北も焼けんとなぁ」


赤木が言う


「北さん、黒崎さん、ご無沙汰してます!」


「おう、元気そうやな」


銀島の後に北が言った


『久しぶりー』


美南も軽く手を振る


「俺はもう準備万端すよ」


そう言うと、治は着ていた黒シャツを脱いだ


その下には侑と同じ背番号と名前が書かれていた


「うん、間違いない」


「何も間違いないけども」


「ややこしいねん!」


大耳、赤木、銀島が突っ込む


治は大笑いだ


「治ちゃん、おかかとネギトロもう1個ずつちょうだいー」


「はいよー」


「あかん、食べすぎてまうわー」


「ここ、この前テレビで紹介されとったで」


「へぇー!人気店やんかー!」


お客さんたちはワイワイと話していた



「どや、俺の仲間、みんな凄いやろ」



北はそう言って笑った




『私からしたら信介も十分凄いよ』




美南がテレビを見ながら呟いた言葉に北は嬉しそうに笑った

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あまね(プロフ) - 完結おめでとうございました!久しぶりに見てめちゃキュンさせてもらいました!ありがとう御座います! (11月18日 0時) (レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
あい - Eカップは大して珍しくないですよ。 (2023年1月4日 9時) (レス) @page10 id: ab06a6fc10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サンマ | 作成日時:2021年11月21日 18時

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